2019/04/17
行ってきました。またジキハイを見に。
安い航空券には理由があります。
成田出発が午前で翌日の仁川出発が早朝です。
そう、ゲストハウスには泊まれない。夜は仁川空港内で過ごす「0泊2日の旅」
まあいいか、空港泊は昔やった事があるし。
飛行機はオンタイムで飛んでくれて、しかも予定到着時間よりも早く着いた!
もちろんスーツケースなし。ターンテーブル前での荷物待ち時間を無駄にしないためにリュックひとつだけ(…なのにギリギリだったからね)
仕事の休みは全部このジキハイ観劇の旅に使ってしまっているので、今年に入って映画もまったく見ていないし桜も気付いたら散っていた。
でも韓国に着いて空港鉄道の車窓風景で満開の桜を見たよ。
白い桜が綺麗でした。どういう種類なのか詳しくは知らないけど昨日が満開だったのかな。蚕室のほうはもう葉桜だったから。
舞台が終わって仁川へ行くため空港鉄道に乗り換えなきゃだし、弘大で一人飯の店に入り夕飯を食べることに。
ユン食堂の二人がお出迎え!でもビールは飲まないよ。
席にはIHが付いていて、一人でひとつのお一人様仕様。ここで鍋を加熱調理しながら自分のペースで食べられる。
チャンポンを注文。キムチ、タクアン、水はセルフサービス。
調理方法は壁に書いてあるからその通りにやってね、と店員さんに言われた。
煮えたら食べるよ。 pic.twitter.com/S50UAUVHeX
— LIN 욘욘슨 (@linlinsz81) 2019年4月17日
スープを少し残しておいて、ご飯を入れて再加熱。
どうやらスープ多く残しすぎたようで、まるで雑炊みたいになっちゃった。
それも美味しいけど。
行って見て帰ってくるだけなので、SIMカードもWi-Fiルーターもなし。
空港やシャルロッテシアターのフリーWi-Fiだけが頼りでした!
このお店もWi-Fiあるので(大体パスワードは店内に貼り出してあるか聞けば教えてくれるもんね)夕飯食べながらカトクやLINE、メールチェックをした。
食べ終わって空港へ向かいます。
予定では、セルフチェックインで発券して出国審査をしてから制限エリア内にある休憩仮眠スペースで寝て、無料シャワー使って朝までゆっくりするつもりだったんよ。
(航空会社のチェックインカウンターはもう終了している)
ところが肝心のセルフチェックインが出来ない!
中国の人にも「明日早朝の青島行きに乗る、セルフチェックインしたいんだけど出来ないよ!」と言われて手伝ってあげたんだけどさー、やっぱ出来ないんだよねー。
エラーというか「有人カウンターで受付して下さい」と出る。
わしのも出来ないんだよーとお互い途方に暮れる。
24時間やってる飲食店があまりなかった。コンビニ以外は貢茶とかロッテリアとか…それも場所によっては0時で閉店してしまう。
充電お休み中。
— LIN 욘욘슨 (@linlinsz81) 2019年4月17日
0時過ぎには電気も消されてしまい、就寝モード。
みんな固い椅子の上で寝ている。仕方ない、わしも固い台の上で寝よう。
もうこの時点で椅子という椅子が全部埋まっていてどこにも座る場所がない状態なので、早めに席を確保しないとダメだったなー。
チェックインカウンターが開くのが午前5:00。それまでここにいなきゃいかんのかな?と午前3時すぎにまたセルフチェックイン機を試してみる。
やったー!!出来たーー!!やっとチェックイン出来たよー!
3:00頃になるとソウルからリムジンバスが続々と到着して、空港内が一気に混雑する。
朝4時台、5時台発の飛行機多いもんね。
いつもはソウル駅の都心空港ターミナルで事前搭乗手続きをして荷物も預け出国審査までしてしまうので、仁川空港に着いても専用の出国ゲートからスイスイっと入っちゃってるから…久々に大混雑のゲートに並んだ。
さあ!やっとラウンジに行けるぞ!!
⬇︎免税品手荷物の仕分け作業中。
⬆︎無料シャワー室。トイレとシャワー付きの清潔な個室。
ふかふかソファー席!
さっきまで寝てた台が荷物整理用の台だったので、固くて冷えて背中痛かったんだ。
今回は仁川空港泊になるから事前に色々調べておいたので、このラウンジに早々に来たかったのになあ。
休憩スペース、リクライニング、ソファー、電源など一通り揃っていて静か。全員寝てますから。
さっきまでいた到着出発ロビーは深夜早朝に清掃作業が入るのでめっちゃうるさいんだよねー(それは12年前のワシントンも同じ)
朝5時になると空港内の店が開き始める。
⬇︎朝ごはんはキムチチゲ。
だんだん明るくなってきた。
夜明けと共に搭乗して0泊2日のジキハイの旅終了です。
機内では離陸したのも着陸したのも気付かないほどよく寝ました。座って、目が覚めたら成田だった…
そういえば行きも帰りも空いていて、窓側と通路側だけで真ん中の座席は空席がたくさんでした。二席使えて楽だった。
疲れたけど楽しかったでーす。
そして、ほんの数時間固く冷たい台の上で寝ただけでも背中と腰へのダメージがハンパなかったので、そりゃ路上生活者のみなさんが体を壊すの当たり前だよなーと思いました。
そもそも路上や公園などの公共の場に横になって眠れるようなスペースや椅子などがほとんどないじゃん、東京。あっても長椅子などにはやたら仕切りつけて横になれないようにしてあるし、座れなくするための「排除アート」が一体何をどうしたいか何を排除して隠したいのかがハッキリ見える。
わしも老後一人で住む場所がなくなって追い出され、今日みたいに冷たく固い椅子にも寝かせてもらえず殺されるのかなー、なんて思ったわけです。