DoubleMintGum

I'm a Feminist,Shipper,Slasher and Fan girl.

Double your pleasure Double your fun,With Doublemint Doublemint gum.

「香港有個荷里活」

やーー見たよやっと。
『ハリウッド★ホンコン』
懐かしかった・・・・あの大碪村、一度だけ行った事がある。

かつての九龍城は知らない。私が香港へ通い始めた頃はもう取り壊されて、巨大な公園になってた。
調景嶺の村もそう。啓徳空港にはギリギリで間に合った。
今では定宿になってる重慶大厦も昔日のダーク&デンジャラスな面影はないだろう。なんたって24時間セキュリティでさ、女一人のバックパッカーも安心して泊れる場所になったんだから(ってこれはあくまでA座B座までの話。奥の方は避けたがいいでしょう)

大碪村は、まさに映画あのまんま。バラックとスラム、と言われるがそこでは人々の当たり前の暮らしがある「生活空間」だった。
カメラを向けたりすることは、かなり抵抗があったんで写真は一枚も撮らなかった。
地下鉄の站の出口の「こっち側」と「あっち側」での風景の落差に、もう不条理とか通り越したもんがあったねえ。
「あっち側」にあるのが「ハリウッドプラザ」という巨大ショッピングセンターと高層マンション。この「ハリウッド」がまた地元密着型のやっっっすいショッ ピングセンターで、如何にも香港。しかもそこのフードコートでは、とうとう香港人の押しの強さに負けて席が取れず、立ち食いした苦い思い出が!
あれ以来「食う為に人を押し退ける覚悟」を持って生きてくって何?とフト思う事があったりして・・・・フードコートで座れなかったのがそんなに悔しいか?と。

通りすがりの旅行者がたった一度、本当に通り過ぎただけで大碪村を語る気はないんですがね。

きっと陳果は映画で描きたいだろうなと思ってたらそうなったんで。やっぱりーって感じ。
周迅、廣東語上手かったよーん。嬉しいなあ、彼女の廣東語が聞けて。

それにしてもパンフレット。
どうなん?これ。公式サイトの内容を印刷しただけって・・・・。
映画のパンフって、こうじゃないだろ。
言わせてもらえば『オール・アバウト・マイ・マザー』も『トーク・トゥ・ハー』もパンフはひでえ!