路上で殺害されたホームレス女性。
そこに自分の姿を見たようで、ここ数日とても落ち着かない。
【バス停で殴られ死亡の女性「自分で生活立て直そうと」10年来の知人語る】
— TBS NEWS (@tbs_news) 2020年11月30日
2週間前、東京・ #渋谷区 の #バス停 で #路上生活者 の女性が男に殴られ死亡した事件。なぜ、女性はバスも来ない未明の停留所に1人でいたのか。10年来の知人を取材しました。 pic.twitter.com/mowZhADF1y
そう遠くない将来の、自分の姿と重なって見える。
家族、親類がいない、頼れる人がいない、仕事がなくなった状態で生活していける貯金がない。そこで賃貸住宅を追い出されたら即路上でさまようしか選択肢がない。
セーフティネットにすくわれる事なく、即放り出されてしまう。
そして殺される。
この女性は「特別」な存在ではなく、もうすぐそうなるであろう自分自身だ。
そうならないために人一倍頑張るとか努力するとかとにかく人並み以上の何かをしろっていう、出来ないなら「あなたの努力が足りない」事にされるんだよ。
個人の努力、頑張りで格差を乗り越えろ、未来を切り開けという空っぽなメッセージばかりが飛び交う。出来ない人間が悪いもののように扱われる。
頑張れない輝けない人間もいるし生きる権利があるということ。
誰かに愛されない愛さなくてもいいということ。
人生は美しくなくてもいいということ。
それでも生きる権利は絶対にある。