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愛しのキム・チー 8

ドラァグレースで最も記憶に残る瞬間

「口下手でちょっと変わった芸術家肌の太った子」が世界中の人々の心をとらえ、コリアンカルチャーを世界に広めた。

7年前、ル・ポールが『ドラァグ・レース』をスタートさせて以来、ドラァグアートはメインストリームに広がっていった。
この番組は世界中で約100万人の視聴者に注目されているだけでなく、オンラインで150万回ストリーミングされソーシャルメディアで話題になった。

今回のラウンドでは出場するドラァグの人種的多様性も成功要因のひとつだった。
トップ5のクィーンのうち白人は一人だけ、優勝はアフリカ系アメリカ人で政治活動家のボブ・ザ・ドラァグクィーン。そしてキム・チーはこの番組に出演した初のコリアンであり、彼女自身の文化的背景をもってしてその素晴らしい独創性をアピールした。

更に、彼女は家族に自身のドラァグとしてのキャリアを隠し、太っていた事からいじめられた過去、ドラァグカルチャーと出会って救われたという葛藤の日々は世界中の視聴者から共感を得た。
彼女のフィナーレ曲『No Fats, No Femmes, No Asians』は同性愛コミュニティにおける、内面化されたフォビアを鋭く指摘したものだ。
韓国の伝統的な漬物である「キムチ」にちなんで付けられた彼女の名前は、アメリカが知っているコリアンカルチャーの知識というベールを剥いだ。
彼女は優勝を逃したものの、ユーモアと情熱、そして創造性をもって与えられた課題に取り組む能力は際立っており、紙のドレスとは思えないような物を作る。愛されないわけがないでしょう?

シーズンの幕開けでは「試合を八宝菜にする」と愉快に言った。
彼女は頻繁に韓国の伝統に言及したりジョークを飛ばしたりするが、曰くドラァグクイーンを料理するのだ。
「アメリカのポップカルチャーにおいて、コリアンの存在は今まで正当な評価を得られなかった…私がこのステージネームを選んだのは、アメリカの観衆にコリアンカルチャーを紹介するいい機会だと思ったから」

毎シーズン、ドラァグレースは恒例のスナッチゲームに挑戦し有名人の物真似を競う。当然の事ながらキム・チーはレディガガやブリトニー・スピアーズではなく、かわりに世界初のドラァグ独裁者キミー・ジョンウンに変身した。ちなみにDPRKの指導者がこの番組で言及されたのはこれが最後ではなかった。
「are you from North or South Korea?」エピソード7ではデリック・バリーがコリアンカルチャーへの意識の欠如を強調した発言で恥をかいた。

エピソード2では、彼女が「口下手でちょっと変わった芸術家肌の太った子」として直面してきた葛藤を語り、その過程で世界中のはみ出し者のロールモデルになろう、という意志を固めた。彼女はまた、両親は(移民ではあるが)古い韓国の慣習の中で暮らしているのでカミングアウトはしていないとテレビで語った。
「(親には)ただの趣味だと思われている… ドラァグは必ずしもアートとは見なされていない。だから私はその境界を破る最初の人間になりたい」

ランウェイにおける彼女を見ずしてキム・チーを語ることは出来ない。
ファッション性の高いインスピレーションと対照的に、パブロ・ピカソから極楽鳥まで、幅広いソースで彼女はインスタグラムでセンセーションを巻き起こしたのだ。
エピソード8では、紙と段ボールで精巧なクチュールドレスとヘッドドレスを作り、その能力を証明した。

Grindr(ゲイの出会い系アプリ)にはびこる偏見に触発された「No Fats, No Femmes, No Asians(デブとオカマとアジア系はNG)」はキム・チーの代表的なキャッチフレーズになった。
この言葉は最初『ドラァグレース』内の選挙運動CMエピソードで登場した。
キム・チーはミシェル・ヴィザージュに、アプリではみんな「見た目のいい白人の男を求む」のだと説明した。ヴィザージュはそれは(白人至上主義の)人種差別だとショックを受けたが、キム・チーは同性愛コミュニティの暗部に挑戦していく事が自分の使命だとしている。

彼女はシーズンファイナルでこの偉業を成し遂げ『Fat, Femme and Asian』という曲でリップシンクパフォーマンスを披露し、盛大な拍手を浴びた。

2016年に韓国の雑誌『DAZED』に掲載されたキム・チーのインタビュー。

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