そういえば前も書いたんだが…
⬇︎で、この記事。
「私も他の日本人も「北朝鮮」とは言わない。呼ばれる側がその名称を好ましいとは思っていないからだ。」
「そもそも北朝鮮は、南朝鮮という国名があって初めて成立する呼称でもある。かつて西ドイツがあって東ドイツがあった。しかし日本では南朝鮮とは呼ばず、韓国と呼ぶ。南がなければ北はない。常識だ。」
この「トランプ大統領以下（の恥ずかしいこと）」だぞ！的な文脈はちょっと微妙だなーーーとは思うが、日本人が、侵略戦争で植民地支配を続け朝鮮半島を南北に分断してきた日本人が、いつまでたっても「北朝鮮」呼びを頑なにやめないっつーのは本当に酷い。
韓国文化や芸能などに興味があって、韓国の近代史や日本の加害に多少は目を向けているような人でさえ、やめない。
「なぜ？」とは思わない。理由はわかる。
ホ◯やオカ◯やレ◯って言葉を使わないで下さい、それは差別です。と訴えてもやめなかった人と同じだろうなー。
「そんなつもりじゃない。差別の意図はない。みんなが使ってるから、通りのいい言葉だから」って言ってた差別主義者と同じだろう。
それ間違ってるよ差別だよって言われた時に、そうかな？そうかもしれんな、と立ち止まって己の中にある傲慢さを疑ってみたり、向き合ってみたり気付きたい。
なかなか難しいけど。
私はある部分では被害者でありマイノリティだが、同時に加害者でありマジョリティでもあるという「自覚」を忘れずに持ちたい。
今住んでいる日本で日本国籍を持ち選挙権があるという「特権」を忘れずに。
私が「これは学校の歴史の授業では教えてもらわなかった。自分で調べて知らなければ」と思うキッカケになったのが南京大虐殺で、そのキッカケは中国映画（台湾、香港の映画もだけどね）からだった。
中国語圏の芸能、文化が好きになった時点で絶対に避けて通れない問題だったんだよ…
自分と向き合うのめんどくせーー何もかも放り出して消えたいーーと思うことのほうが多いけど。トランス差別に転じた「反女性差別」の人々を見て、自分が殺されたくないから人を殺す、という生き方を選びたくないなーって。
そうなりたくないんよ。
