2019/02/01
この日は1/28に亡くなったキム・ボクドンさんの告別式がある、というので日本大使館前に行こうかな、と思ったのだが。
ただでさえ体力落ちてるし、夜は観劇の予定だったので無理せずのんびり。
弘大にある「戦争と女性人権博物館」へ向かうことにした。
【2/1金福童さん・李さん追悼緊急アクション~日本政府は今すぐ謝罪と賠償を!!】
— 性差別撤廃部会 (@HURAK_SCCP) 2019年1月30日
◆2019年2月1日(金)
●1部 12:00~13:00 首相官邸前
●2部 18:00~19:00 衆議院第二議員会館前
*参加できない方からもメッセージを受け付けて可能な限り代読させていただきます。
詳細:https://t.co/EZxaHqPPi6 pic.twitter.com/iBzAaxsfbm
⬆︎日本でもアクションがあったようです!
戦争と女性人権博物館
恒例のちょっと迷子になりつつ、無事に辿り着いたよ。
(やっぱり最初からNAVERマップのアプリを使えばよかった←これ便利)
行ってきました。 pic.twitter.com/o11lwzkQSt
— LIN 욘욘슨 (@linlinsz81) 2019年2月1日
静かな住宅街の中にあります。 pic.twitter.com/1sRZQqSMB6
— LIN 욘욘슨 (@linlinsz81) 2019年2月1日
館内は撮影禁止。
— LIN 욘욘슨 (@linlinsz81) 2019年2月1日
2階にいる平和の少女像のみ撮影可能です。
日本語のイヤホンガイド🎧を借りて展示を見ました。イヤホンガイドは無料。 pic.twitter.com/R7nDhHNrHP
キム・ボクドンさん追悼の大きな横断幕が掲げてある。
⬇︎館内のショップで購入したピンバッヂとナビ(蝶)ブレスレット。
見てきた。なかなか予定が合わなくて見逃していた。1993年から1994年頃は本作に登場するハルモニたちが来日した際の交流会や、デモに参加したりと隅っこで社会運動に関わってきた当時の記憶がブワーっと蘇った。今日登壇予定だった朴壽南監督が怪我で入院中のため、20数年前にハルモニの証言を聞いた pic.twitter.com/oHMcy8LYzd
— LIN 욘욘슨 (@linlinsz81) 2018年6月10日
⬆︎去年見た映画『沈黙 立ち上がる慰安婦』の感想ツイート。
私が「慰安婦」問題や旧日本軍がアジア諸国で殺戮と侵略を続け、その責任を全くとっていないという事実を自分で勉強し始めたのが20代半ばからだった。
1994年は「国際先住民年」でもあり、日本の先住民族アイヌが日本で置かれている現状や北海道開拓という名の「侵略」、そして現在まで続く沖縄の米軍基地建設などを初めて自分で知ることからスタートした。
こういった「基本的な事実」を学校教育で一切教えていないという大問題。
1990年代当時まだ存命だったソン・シンドさんのお話を聞いたりもしてきたが…生きているうちに日本政府からの公式謝罪を、という願いが叶わないうちにみなさん蝶になって逝ってしまう。
以前、韓国映画好きという共通項で知り合った人に「私は日本人がそうやって韓国人の問題に首を突っ込んでるのを見ると引いてしまう。平和の少女像っていうのも私のまわりの韓国人はみんな知らないし、知ってる人たちはやりすぎだって言ってる。ああいうのは極端で過激な人がやっていること」と言われた事があり、もういちいち説明したり説得するのも面倒で時間の無駄だと思ったので、その人とは一切話をしなくなった。
いや、理解し合おう歩み寄ろうというけどさ、自分から一切学ぼうという努力をせずマイノリティ側にだけ一方的に「私が分かるようにちゃんと説明して」って態度は歩み寄りじゃねーだろ。なんでこっちが一方的にリソース割いて説明しなきゃいけねーんだよ。不公平だろ。
「慰安婦」と呼ばれる戦時性奴隷被害者の「問題」は加害国日本の問題であって、他人事ではない。
日本政府が謝罪も補償もしないまま、更には後世へ教育もしないまま責任を放棄してきた現状は今私たちが生きていくうえで大きな足枷になっている。
女性や社会的弱者、あらゆるマイノリティが(私が)受けている差別と繋がっている「自分自身の問題」だ。
ちょうどこのニュースでも話題になったMarymondというブランドは日本でも展開をはじめている。
売上は戦時性奴隷被害者や虐待被害児童、性暴力事件解決支援のために寄付される。
www.marymond.jpソウル滞在中にMarymondショップにも行こうと思ってたんだけど…力尽きてしまって行けなかったーーーー。
故キム・ボクドンさんが第2次世界大戦当時、性奴隷犯罪について謝罪しなかった日本政府に向かって最後に警告し永眠した。
キムさんの出棺は1日午前6時30分ごろ、ソウル西大門区新村セブランス病院で執り行われた。午前8時30分ソウル広場で追悼行列をし、午前9時30分現在光化門の前を通っている。
慰安婦被害者を後援する企業Marymondのユン代表はキムさんの遺影を持っている。
キムさんと一緒に帝国主義日本の性犯罪を告発した他の被害者、市民団体と追悼の行列がキムさんの霊柩車と共に歩いた。キムさんの柩は午前10時30分、鍾路区の在韓日本大使館前に到着する。慰安婦被害者と市民団体は毎週水曜日にここで集会を開き、日本政府の謝罪を要求している。
キムさんは1926年慶尚南道梁山で生まれた。満15歳だった1940年日本に連れて行かれた。中国、マレーシア、インドネシア、シンガポールなど日本軍の侵略の動線に沿って連れ回され性奴隷として被害を受けた。1947年に故郷に戻ってきており、1992年日本の性奴隷犯罪を告発した。
その後27年間、米国、欧州、日本などで日帝の蛮行を知らせた。多大な被害者が声を出すことができるように勇気を与え、人権運動家の道を歩いた。
ナ・ムニ、イ・ジェフン主演の映画『アイ・キャン・スピーク』はキムさんの生涯を描いた映画だ。キムさんは日本政府の公式謝罪を受けることができず、今年1月28日午後10時41分、癌で世を去った。在韓日本大使館前で告別式を終えて忠清南道に安置される。下官式は午後5時に始まる。
セブランス病院の葬儀場に設けられた日本軍性奴隷被害者、故キム・ボクドンさんの遺体安置所を訪れた俳優ナ・ムニ氏が弔問している。 ナ・ムニは29日午前11時25分にソウル西大門区新村セブランス病院の葬儀場、特1号室に設けられた殯所を訪れ故キム・ボクドンさんを見送った。
弔問を終えたナ・ムニは「昨日(28日)のニュースを見てやってきた。生前直接お目にかかることはできなかったが、映画が縁で知っており、胸が痛くてここまできた。とてもご苦労されてきたので、今は羽をつけて楽な所、安らかな場所に飛んでいってほしい」と哀悼の意を表した。
ナ・ムニは2017年9月に公開された映画『アイ・キャン・スピーク』で日本軍性奴隷被害女性がその事実を国際社会に知らしめた役を熱演。
ナ・ムニが演じたオクブンは、故キム・ボクドンさんをモデルにした人物だ。
尹美香代表は「ハルモニは日本軍慰安婦問題の解決に向けて最後まで戦ってほしいという言葉を残した。在日朝鮮学校の子供たちの支援を自分の代わりに最後までやってほしいと言っていた」と故人の遺志を伝えた。
韓国映画『アイ・キャン・スピーク』、ようやく出会えたウェルメイド「慰安婦」映画
https://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=234452
トゥリバン
映画『パーティ51』の舞台にもなったトゥリバンは今でも弘大で営業中! pic.twitter.com/bnrlJ4eAMw
— LIN 욘욘슨 (@linlinsz81) 2019年2月1日
遂にトゥリバンでご飯食べてきた。
そして一旦宿に帰って少し休んでから、ジキハイを見に行ったよ。
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