DoubleMintGum

I'm a Feminist,Shipper,Slasher and Fan girl.

Double your pleasure Double your fun,With Doublemint Doublemint gum.

祝辞

一昨日、東京大学入学式での上野千鶴子氏の祝辞を読んだ。

www.u-tokyo.ac.jp

「東大」の冠が持つ圧倒的マジョリティ感にグサグサ刺された。
あなたたちは(私たちと同じ)選ばれし者、ヒエラルキーの頂点に君臨する者なのだから弱者を掬い上げるためにその力を使おう、というマジョリティ視点が刺してくるー。そもそも大学に行くという選択肢が人生になかった人間には刺さりまくるー。

この祝辞を読んだ男性がSNSで湧き上がっているのを見て、その反応もやっぱりなーと思った。
「これのどこが祝辞だ」「ブログかnoteで書けばいい」「苦労して入学した生徒だっている」「フェミニズムは男性差別」
男性が『82年生まれ、キム・ジヨン』をあそこまで拒絶し批判するのかがよーーく分かる。反応が全く同じ。これぞトーンポリシングの見本市。ていうかメンタル弱いなお前ら、あと感情的になりすぎでは?とも。
とにかく「この程度」で騒ぐんじゃねーよクソが、という気持ちになったのだ。

私が上野千鶴子氏の著書と出会ったのは二十歳くらいの時で、フェミニズムというものをそこから知り始めた。
『女遊び』『スカートの下の劇場』『家父長制と資本制』『男流文学論』とかそのくらい。
⬇︎ずーっと氏の著書を読み続けていたわけではないので、気付いたらこんな事になっていたんで正直がっかりだったんだけどね。

日本軍性奴隷被害者を否定したうえに成り立つフェミニズムなんて意味あるのかな?

east-asian-peace.hatenablog.com