⬇︎昨日のミドさんのインスタでも仲良しっぷりを披露した2人。
第一回のアワードの時のスピーチでもらい泣きしたけど、ミドさんと승우といえば『ラ・マンチャの男』『ウェルテル』『スウィニートッド』で共演してる。
linlinsz81.hatenablog.com一昨年、승우とミドさんの『ウェルテル』のCDを購入した。
その時の感想ツイート。
2015年録音版「ウェルテル」初演から15周年を迎えた特別版。
승우は2002年以来13年振りのウェルテル役。当時は自身も片想いに胸を焦がしていたという승우が、もう自分は若くないから今後この役は出来ないと言ってた。曲はどれも美しい、ハーモニーがきらきらしている。アンサンブルのアレンジも素敵だな。승우の歌声も普段のパワフルさをぐっと抑えて繊細で、ふるふるキラキラしてて、あー若い声を出してるーーーって感じがする。
この2015年版もとても良いんだけど、それを知ってしまうと2002年版の恋する切ない승우ウェルテルを聞いてみたかったなあとも。
今でも切ない思いはめっちゃこもってるとは思うけど。
ハーモニーが本当に綺麗で、ハモり大好きな人はかなり嵌るんじゃないかこれは。ミドさんとのハーモニーが美しすぎて素晴らしいよ。
ミドさんといえば先日テレビ放映を見たばかりのミュージカルアワード主演女優賞受賞のスピーチが忘れられない。
歌唱にコンプレックスがあり何度も辞めようと思って승우と舞台に立ちたい一心でやってきたという。わしウェルテル聴いて以来、승우&ミドのハーモニー好きなんだよねー。
二人のハーモニー最高だよ。조베르ーー！ミドさんもかわええ…すんうとミドさんは私的黄金コンビ。
ウェルテルのOST本当にキッラキラなんよ。特に原作苦手だっただけに、あ、やられたーってなった。
2人のハーモニーが何というか光る湖面みたいな…眩しい美しさなんや。승우とミドさん…好き…あくまでゴールデンハーモニーコンビとして。
http://mobile.newsis.com/view.html?ar_id=NISX20151113_0010411448#imadnews
⬆︎ ミュージカル俳優としての승우の強みは技巧より感情表現に秀でている点である。
映画、TVドラマでの演技は一度カメラというフィルターに切り取られてしまう。舞台では障害物なく観客にダイレクトに感情の迸りが伝わる。
ロッテに肖像画を手渡すシーン、彼の微細な手の震えは映像作品のようにクローズアップされない。静物画を鑑賞する時のような胸のときめきがある。
…この記者さんものすごく승우の事好きだね。これだけ美しく書き連ねてくれてるのもなかなかない。
また別のインタビュー記事ではこのような事を言う승우。
ー13年前にもウェルテルを演りました。当時と違う所は？
「ウェルテルという役は感情の消耗があまりにも大きい。見方によっては彼はストーカーでもあり、純粋な青年でもある。自分では純粋で美しい愛だと呪文をかけて演じている。笑。
歳をとるほどにロッテの夫のアルベルトの方へ感性が流れていく。自分の感性をウェルテルの方に動かし続けるのが大変だ。歳を取って道徳的な物差しで見てしまうと、当然アルベルトの気持ちにしかならない。
13年前には本当に片思いの熱病を患っていたので舞台の上で燃やしたこともあった。笑」
※素人の意訳ですが、全ての翻訳文章の無断転載及び無断引用禁止です。
ゲーテの『若きウェルテルの悩み』は10代の時に読みましたけども正直見方を変えてみなくても充分にストーカーだし、これはどの登場人物にも感情移入できねえなゲーテ何やってんだよ！だった。
演出や俳優の解釈次第では面白いと思えるようになる部分もあるのだというのも分かるので（そこが芝居のバレエのオペラの歌舞伎の醍醐味だよねー）
やはり승우ウェルテルが他のキャストとは解釈が違い、だからこそ魅力あったんだよーって聞いてCDだけは買いましたよ。
歌だけは聞いたよ。めっちゃいいよな。
まあすごく有名な話ですけど、ロッテの社名の由来はこのゲーテの『若きウェルテルの悩み』のシャルロッテからだし、明洞のロッテデパートの外壁にはシャルロッテ像がいるし、今승우の『ジキハイ』上演中のシャルロッテシアターももちろんそこから付けられた劇場名だしね。
