DoubleMintGum

I'm a Feminist,Shipper,Slasher and Fan girl.

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2007 One Flew Over The Cuckoo's Nest 観劇の旅

今年も行ったよ村紀行@カッコー祭りの巻 Report & photo By LIN

あっという間に3回目となりました。
慣れたもんですよ、もう。
そんなわけで今年のレポはまったりモードですのでご了承下さい。

『カッコーの巣の上で』映画はジャック・ニコルソン主演、ミロシュ・フォアマン監督で有名です。私も遥か昔に見た。。。んだけど、昔すぎて記憶が。。。
いつも観劇前には入手出来る限りの資料を用意して予習バッチリで行く事を心がけてます。だって英語のストレイトプレイで内容がチンプンカンプンじゃあねえ?
つーわけで、映画DVD、原作小説、舞台脚本それぞれ見て(読んで)からGOですよ。

07/10TUE

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今回はプレビュー初日頭からちゃんと見ましたとも!
ここに来るまでに色々あったけど。なんかさー、まだプレビューなのに結構人入ってるよ、少なくとも一階席は。お年寄りが9割ですが。
うちらは見晴らしの良い二階バルコニー席を取ってもらいました。

時は1960年の秋、所はアメリカのどこかの精神病院。
登場人物は全員精神疾患という設定になっています。
Randyの演じるBilly Bibbitは、母親の過剰な愛情と干渉と独占欲と所有欲が原因で吃音と自傷癖などがあり、30才にもなろうというのにまるで子供に見えるという役。
役柄的にはRandyにピッタリと思った。
でも過去の経験から言っても、いい意味で絶対ソツなく上手く演じるだろうなーとも思ったし実際その通りだったから、大冒険大挑戦って感じではなかったかも。
メインはやはり、規律と秩序と支配欲で患者を抑圧する体制側の象徴「鉄の女」Ratched婦長(リンダ・ハミルトン)と、型破りな革命児「反体制」の象徴McMurphy(先生)との火花散る一騎打ちなんで。


あ!そうそう忘れてましたが、患者さんズの中に一人見知った顔の人がいたんですよ!
Ruckly役の人、一体誰かと思ったらなんと劇場顧客担当のスチュじゃないよー!!!スチュ、遂にこれで舞台俳優デビューを果たしました。
Equusの頃から毎回チケットの件ではアナタにお世話になったわねえ、と親戚モードになりました。
スチュのセリフはただひとつ「Fuck'em All !!!!!」です。

 

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恒例のステージドアでは、また多くのファンがRandyを待っていましたが、彼は誰とも挨拶せずササーっと行ってしまったのでまたの機会があれば、と。

そしてリンダ・ハミルトン様登場ー!
いやーリンダ様ったら、超絶気さくな姉さんでそこにいた全員に「あなたもう写真撮った?サインは?次は誰?」とサービス精神満々。
間近で見ると細くて小柄であったよ。舞台じゃあんなに大きく見えたのに。
お次は先生登場ー!
しっかり私らのことを覚えていてくれて「やあまた会えて嬉しいよー」と声をかけてくれたのネ。
気を使って日本の話題を考えて「いやーこないだ松坂見ちゃったよ!」とか言っててくれたらしいんだが、私はリンダ様のサインをもらうべくアッチの方に行ってしまったためうりーさんが先生とサシでトークする羽目に。。。その頃私はリンダ様と2shotを。。
ひとしきり心暖まる交流をした後は。
さあ、お宿へ帰るわよ皆。
劇場から歩いて30分かかるけどね!

今年はあのライラ&ジョー夫妻のB&Bには泊まれなかったんですよ。宿を閉めてフロリダに移住するんだそうで。他のB&Bを探したところ、こうなりました。

宿のオーナーはJoanneさん。
実は今回ここに辿り着くまでに事件があり、本当に本当に色々大変だったんだけど、Joanneさんは朗らかで素敵な人でした。

 ⬇︎色々あった大変なことはこちらに…

 

07/12THU

さて、今日はマチネとソワレの一日二公演の日です。
今年もスチュはナイスシートを私達のために用意してくれていた。
大体毎日いつもの二列目ド真ん中なんだけど。。。今日はスチュったら気合い入れて一番前の席なんか確保してくれちゃって。。。。
というわけで窓口で「二階の前の方が空いてたら、席を替えてほしいんです」と交渉。
混んでる時じゃなければすんなりやってくれますよ。
二階バルコニー席前方が一番好きだな。

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ところで。。。カッコーだけどAmadeusの話題。
今年はこのように昨年のAmadeusの舞台で使った譜面台を展示してあったのです!それと舞台セットのミニチュアもね。なんか懐かしいなー。

マチネ終了。
この日も「遠くから見守るだけなら迷惑かけないよ。。。ね?」とステージドア向かいの道ばたでひっそり佇んでいました。
お、Randyが出て来たよ。
そしたら何と、ズイズイズイっとうちらの方に一直線に向かってきましたよ!
「Hey you guys ! nice to see you again」って!
うおお!いいんすかー?マジすかー?

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何やらモグモグむしゃむしゃと食らいながらうちらの側までやって来たRandy。
パンフにサインをお願いしますう!
と思ったらペンがない!ひいいい。Komariン、ペン貸して!。。。ってこれシャーペンじゃん!!つかRandyも!シャーペンでサインすな、おい!(させんな)

というわけで私とKomariンのサインはシャーペンで書かれています。
色々すいません。

あまり時間をとらせてはイカンので、どもありがと、じゃあねー、と挨拶して終わりね。去って行く後ろ姿も見送りました。

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ああ、Randyものっそい気使ってくれてありがとう。
「わざわざ遠路はるばる、いつもの連中が日本から来てるし」とご挨拶に来てくれて本当に嬉しかったよ。
今回はこっちからは声かけるつもりもあんまなかったんで、スルーしようと思えば出来たのにねえ。
ありがたいよ。

夜の回では会場内で宿のオーナーJoanneさんと会う。
見に来てたのネー。
そして「今日あなた達の友達のPattieとDelizabethが宿にチェックインしたわよ」とのご報告。
そうです、去年偶然同じB&Bに泊まったパチーたん&デリたん、今年も偶然同じ宿。
終演後、いちおーまたドア前で遠巻きに見ていると、これまた毎年トロントからやって来ているRandyファンの皆さんが出待ち中。
いきなり向こうから「あなた達PattieとDeliの友達でしょ?日本から来てるのよね?何日滞在するの?」なんて声かけられちゃって。もうここまでくるとアレだよね、ファン同士が大概どっかで繋がってしまって知り合いになっちゃうんだよね。

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左:Harding役のTommy Schriderさんと、Candy役のCrystal Bock嬢と記念写真。2人共とっても謙虚で優しい人でした。

右:先生と2shotのKomariさん。
ちなみに先生の腕にあるのは偽のタトゥです。

結局この日はRandyを待つことなくお宿に歩いて帰ることになって、夜道を3人で(以下略)。。。と、道路脇に止まってる不審な車と叫ぶ人物が!何事?! って、パチーとデリたんだった★
Joanneさんが宿に帰って、私達が車もなく歩いてここまで帰って来てると、彼女達に言ってくれたので心配して迎えに来てくれたそうなんですの。

優しいねー皆。