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스위니토드 Sweeney Todd 25

オク・ジュヒョンさんのインスタが楽しいのですが。

⬇︎ジキハイの楽屋にも…

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⬇︎승우もいるよ。

www.instagram.com⬇︎リハーサル風景で승우が着てるのは!

www.instagram.comジキハイパーカー!

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⬇︎カテコで。

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スウィニートッド見る前は「あーミドさんと승우の黄金コンビで見てみたかったなあああ」と思ったもんですが、実際オク・ジュヒョンさんの舞台を見たらめっちゃかっこよかったです。

 

スリラーミュージカル『スウィニートッド』
悪魔に魂を売って復讐する 理髪師の狂気

 韓国最悪の長期未解決事件である「華城連続殺人事件」の真犯人の正体が30年ぶりに明らかになった。
これまで映画『殺人の追憶』、そして映画の原作ともいえる演劇『私に会いにきて』*1でこれを扱い、水面上に引き上げた「犯人は必ず捕まえられる」という熱望が確信として刻印される瞬間だった。

大衆にとって残酷な殺人鬼の登場は喜ばしい事ではないが、作品的には興味をそそるサスペンス・スリラーとなる。稀代の殺人鬼を扱う話がベストセラーになったり、公演で製作され、商業的な成功を収める場合が多い。 驚愕の犯人には一抹の同情も抱かないが、無色無臭の冷酷さを繊細に演じた俳優は万雷の拍手喝采を受ける。 感情を歪曲したグロテスクな行動を残酷に表出し、結局は破局を迎えるミュージカル『スウィニートッド』と『ジキル&ハイド』が注目される理由でもある。
特に、殺人者の視点で展開される『スウィニートッド』は不気味な殺人鬼を弁護するなという批判を受けることもあるが、ブロードウェイの生きる伝説スティーブン・ソンドゥハイムの勇壮な音楽と緻密な芸術的展開がおぞましい内容を引き立てる。

 

小説『スウィニートッド』の誕生にまつわる歴史的背景

18世紀後半、英国ではジェイムズ・ワットが改良した蒸気機関で綿職物を大量生産して鉄鋼産業の新しいエネルギー源の石炭を掘る、第1次産業革命が開始した。 これは既存の社会的・経済的構造が根本から変化する信号弾だった。 しかし、働いた分だけ金持ちになれるという夢を膨らませ仕事を探してロンドンで集まってきた貧しい農場労働者たちは、都市労働貧民という奈落へと再び低下するだけだった。 限定された働き口に競争率が過熱し、派手な資本主義紳士が歩く古風な建物の裏側に貧しい労働者たちが野宿しアルコールに依存して一日一日を暮らす。そんな逆説的な都市風景だった。

ミュージカル『スウィニートッド』の背景であるロンドンのフリート街は代表的な法曹地域で裁判所と法曹人たちのオフィスが密集していた。 道一つを隔てた場所に相反する二つの階層が直面した陰湿な舞台にはスリルあふれる緊張感が漂っている。
ミュージカルは表向きでは偉大な業績として崇められたが、不安と恐怖にまみれた闇の犯罪が蔓延していた19世紀ロンドンの権力者たちの醜さとそれに寄生しなければならなかった小市民たち、そして迫害される弱者の疎外を描く。 社会的不条理を指摘したミュージカル『スウィニートッド』はミュージカルは金儲けの商業公演にはならないという芸術的偏見を果敢に破った記念碑的な作品だ。 ミュージカルというジャンルの芸術性を一段階レベルアップさせた代表的作品と評価される。

理髪師ベンジャミン・バーカー(조승우、ホン・グヮンホ、パク・ウンテ)は美しい妻ルーシーと娘ジョアンナと、豊かではないが幸せな人生を生きていた。 ルーシーに欲情を抱いたターピン判事は、彼に濡れ衣を着せ国外に追放し彼の妻を愚弄した後捨てる。この後判事は一人残されたバーカーの幼い娘ジョアンナをひきとるが、美しく育ったその娘まで狙おうとする。
15年の刑を終えロンドンに戻ったバーカーは真っ先に家族の行方を探すが、ラヴェット夫人に妻と娘の話を聞いて烈火のごとく怒る。

彼はスウィニートッドと名を変え身分を偽装して、ラヴェット夫人のパイ店2階に理髪店を開く。 そして彼は自分を不幸に追い込んだターピン判事と世の中に向かって無残な復讐劇を繰り広げる。
ミュージカルは、作品の毒になり得る猟奇的なカニバリズム(殺害した人肉でパイを作るという設定)の悪行を作品の薬に昇華させ、緊張感溢れ隙のないローラーコースターの様な展開を広げていく。

 

スウィニートッドは実在した殺人鬼なのか?

英国を恐怖に陥れた殺人鬼ジャック・ザ・リパー(1888年、ロンドンで少なくとも5人の売春婦を殺した殺人犯)を扱ったミュージカルによって、このミュージカル『スウィニートッド』も実際の話と勘違いされるが、ジャック・ザ・リパーのように処刑されたスウィニートッドの裁判記録や新聞記事はどこにも見当たらない。
19世紀半ば1500万人を超える大都市ロンドンの労働者は一日働いて一日食べていくだけで、暮らしに余裕がなかった。 彼ら向けに1ペニー(今の500ウォン程度)の扇情的な小説集ペニードレッドシリーズが週刊・月刊で刊行され大きな人気を集めた。
当時、実際の事件から題材を得て突発的に執筆さて一度読まれたらそのまま廃棄される場合が多かったが、1848年「The People's Periodical 7巻」に掲載された『スウィニートッド』は無名の作家トーマス・フォレストの名を後世に知らせる。
フォレストは街に並んでいた理髪店やパイ店を殺人現場と関連させて、大衆の好奇心を刺激した。
今は理髪店は髪の手入れをする場所と認識されるが、18世紀以前の欧州では簡単な外科手術と歯科手術も医者ではなく理髪師の手で行われた。16世紀から伝わる床屋の象徴である赤と白の看板は、血と包帯を意味する。 床屋で血に染まった包帯が発見されても全く疑われなかった時代だった。 しかし、彼の小説は猟奇的で刺激が強すぎて、多くの人々が顔をしかめそのむごたらしさを口にした。 以後、多くの作家たちによってスリラー、推理小説などの様々なバージョンに脚色されたが、大部分が社会を皮肉って美徳を嘲笑し悪徳を誇張する通俗的な作品だった。
1973年英国の劇作家クリストファー・ボンドは悪魔に変化するしかなかった「スウィニートッド」の悲劇的な動機を新たに描き、演劇として再誕生させた。

 

アップグレードされ、再び蘇ったミュージカル2019『スウィニートッド』

ややもすれば、韓国的情緒に反して好き嫌いが分かれる物語だが2016年キャスティング発表当時、ポータルサイトのリアルタイム検索語を掌握したほど反響を受けたミュージカル『スウィニートッド』は、爆発的な人気で、ODカンパニーのベストセラー作品の一つとして位置づけられた。
ブロードウェイでの初演から40周年を迎えてエリック・シェーファーの演出で新たにアップグレードされた『スウィニートッド』が2016年に続いて再び戻ってきた。

2分で完売となった新記録を立てたオク・ジュヒョン・조승우コンビの公演だけでなく、国内トップクラスの俳優と実力派・クリエイティブチームが出会った『スウィニートッド』は、観客の足をシャルロッテシアターに導いている。

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