初々しいサイン
1999年5/29の승우のサイン。
이몽룡と書いてあるし、左隣にはイム・グォンテク監督のサインがあるので、まさに『春香伝』の頃だ。
（승우サインの下も、おそらくイ・ヒョジョンのサインだよね）
しかし初めてサインを書いたのか、まだサインはこうしようと決めてなかったのか、今見るとめっちゃ書き慣れてない！
褒めて伸ばすタイプ？
ウォン・ジナを修飾する最初の言葉は「シンデレラ」だった。2017年JTBCドラマ『ただ愛する仲』の主人公に抜擢され1/120の競争率を勝ち抜いた彼女はそう呼ばれた。それまで彼女は独立映画数本に出演した無名の俳優だった。（略）
無名俳優ウォン・ジナ、2PMのジュノという不確実なカードでも、ドラマは好評を得た。
ウォン・ジナが演じたムンスは毎日夜明けに起きて母が運営するサウナを掃除してから建築事務所に出勤する。（略）
後日『ライフ』で共演した俳優조승우は「銭湯の掃除をするシーンをみて驚いた。とてもリアルだった」と彼女に話した。「掃除のバイトを長くやってたんですよ。いまだに体が覚えていたようです（笑）」
保険会社契約職から産後調理院のヘルパー、掃除、サービス業まで彼女のアルバイト経歴は多彩だ。その中で一番長くやったのは映画館のアルバイト。『ただ愛する仲』撮影直前まで、弘大と新村などの映画館で働いていた。
「いつデビュー出来るか分からない、生活費は自分で働いてなんとかしなければならないと思いました。こんな風にバイトばかりして終わりたくない、とも考えました。時々インディーズ映画のオーディションを受け、合格すれば撮影して、終われば再びバイトする生活でした」
ウォン・ジナは天安で育った。（略）家庭の事情で学費が払えず、塾やレッスンを続けられなかったが俳優になりたいという望みは持ち続けていた。
（略）今年はじめ映画『金』を撮って、生まれて初めて舞台挨拶に立った時だ。映画館のバイト生たちを見てどっと涙が溢れた。
「ユニフォームを着て、この間まではあそこに私が立っていたんです」「今も呆気に取られて夢かと思う時があります。最初はシンデレラという言葉が重かったんですよ。小さな映画でも演技を続けてきたが、みんなが「どこに出てたの？」ということもありました。今考えて見たら本当に運が良かったし、良い方々に会ってよい作品に出演できました」
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