DoubleMintGum

I'm a Feminist,Shipper,Slasher and Fan girl.

Double your pleasure Double your fun,With Doublemint Doublemint gum.

映画『불꽃처럼 나비처럼』について

『불꽃처럼 나비처럼』(邦題:炎のように蝶のように)

⬇︎韓国版Blu-rayを買った時のツイートをまとめます。

f:id:linlinsz81:20190622010205j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010201j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010157j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010151j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010142j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010146j:plain

승우が虎と戦って皮を剥いだよ…これ芸術高校時代からの親友チェ・ジェウンさんと共演してる。

f:id:linlinsz81:20190622010137j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010133j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010042j:plain

あ、승우の舞台デビューも『明成皇后』じゃないか。この映画も明成皇后の物語です。
舞台の『明成皇后』では高宗役、この映画では刺客から護衛武士になる架空のキャラクター、ムミョン(ヨハン)役。

f:id:linlinsz81:20190622010111j:plain
f:id:linlinsz81:20190622005950j:plain


승우「個人的に過去の話が好きです。この作品は従来の時代劇と比較して何か違うと感じました。えーと…洗練されてるというか大きな感動というか…虚構と事実が混在している「ファクション」を感動的で格好良く表現した感じ。そして相手役のスエ氏に対する信頼が強く…この役はスエ氏以外には考えられません。
キム・ヨンギュン監督も一人の人間としてとても好きな方であり、またその感性が素晴らしいので絶対的な信頼がありました。軍入隊前の最後の作品として、これ以外選択の余地がなかったです。

監督とムミョンというキャラについて話しあった時、監督は『キングコング』に例えました。 初めてその話を聞いた時は「ちょっと意味わかんない」という気がしたが、キングコングが最後死んで行く時の顔が浮かんできて…その純粋で真摯な視線と、無条件的な愛が描かれています。『キングコング』からインスピレーションを得てキャラクターを設定しました。限りなく純粋な…恋に落ちて感じる幸福、喜び、もどかしさ…そのすべての感情を極力単純化させて純粋に表現しようとしました。
「無銘の刀は火花のように強いが、心は蝶のように脆い」この言葉のように。

渡し舟で決闘するシーンがあります。大院君の右腕「雷電」と明成皇后を愛する「無名」が真剣勝負を繰り広げるアクションシーン、そこが一番気に入っている。本当に一生懸命撮影した場面なんです。
映画の最後の乙未事変の場面は、現場で即興的に議論して追加された場面ですね。刀で自分の足を刺して死んでも倒れないようにする場面に急遽変更して撮影しました。
そして、実はムミョンと紫英の初めて出会いは渡し場ではなかったんです。ムミョンは幼い時天主教だったため、目の前で母を失い刺客になり、カトリック神父に刀を振りあげた矢先、後ろから紫英が制します。笠越しに見た彼女のまなざしに少しの揺れもない強さを感じる。この場面がムミョンと紫英の出会いで記憶に残るシーンだったが、惜しくも編集過程でカットされました。
他にもムミョンが大院君の軍を相手に一人で孤独な戦いをするシーンもかなりカットされました。

あと最後の鎧が20Kgの重さでアクションシーンがしんどかった。でも(極寒だったが)鎧を着ている時はあまり寒くなくてその点はとてもよかったです。鎧の肩部分には虎の皮が使われてます。最初にプレゼントしたあの虎です。本編には出てこない隠れたエピソードです」

※素人の意訳ですが全ての翻訳文章の無断転載禁止、及び引用元を明記せずに無断引用する事もおやめ下さい。当ブログ記事へのリンクは自由です。

contents.innolife.net入隊して宣伝出来なかったんで直筆の手紙を書いた승우。

f:id:linlinsz81:20190622022756j:plain

f:id:linlinsz81:20190622023020j:plain

へえ、ムミョンってキングコングだったの…そして虎の毛皮が伏線とは。승우は入隊前だからこの頭なのかな?

監督は『ワニとジュナ』のキム・ヨンギュン。

ー『ワニとジュナ』は、조승우さんにとってどんな意味がある作品ですか。

もう映画に対する夢を諦める事にした時、その作品に出演する事になりました。
僕の可能性を見てくれたキム・ヨンギュン監督が捜してくれて実現した作品でした。後で知ったのですが、当時、制作会社は僕のキャスティングに反対したそうです。監督は必ず僕を使わなければならないと主張していたが、上の方々を説得するために僕のオーディションだけ別枠で撮ってくれました。キム・ヒソンさんの役を監督自身がやってくれた(笑)その時の監督の目が尋常ではなかった。普段強面なのにその瞳には僕への愛情がたっぷり込められていた(笑)キャスティング関連の裏話を後から聞いて本当にカっとなった。僕はクソ俳優とよばれていた(笑)脇役で注目されていないから撮影現場では椅子も用意されてなかった。だからどんなシーンでも後ろに立ってモニターを見てた。監督が椅子を出して下さって、座って見てと話しかけて下さる、その言葉が世界で最も暖かく感じられた。『ワニとジュナ』を撮りながら、映画がこのようなものなら僕にもできるという気がしました。
その時僕は家族を扶養しなければならず、この作品をして経済的支援も得た。映画俳優でいなければという決意を持った作品なので大きな意味がある。映画的にも非の打ち所がなくとても綺麗な作品です。

韓国版Blu-rayには映像特典が満載。メイキング、削除シーン、美術アクション等のBTS、スチール撮影風景、インタビュー。

私はとにかく映画製作の裏側を見るのが好きなのでこういう特典にはすぐ飛びつくけど今回も買って良かった。

f:id:linlinsz81:20190622010011j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010015j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010003j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010050j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010023j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010037j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010101j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010115j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010107j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010120j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010123j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010128j:plain

f:id:linlinsz81:20190622011233j:plain

⬇︎全州韓屋村の時代劇衣装体験カフェ、宮殿の風景。ここでは実際に様々な時代劇で使われた衣装、小道具、台本も見られるってよ!ムミョンの衣装もあった。

f:id:linlinsz81:20190622010054j:plain

⬇︎スタントさんの演技を遠目で見てる승우と、アクション指導される승우。

f:id:linlinsz81:20190622005955j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010020j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010007j:plain

⬇︎日本人壮士役の皆さんと승우。

f:id:linlinsz81:20190622010033j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010029j:plain

f:id:linlinsz81:20190622010046j:plain

この映画の後半は乙未事変。1895年10月8日、日本軍守備隊、日本人壮士らが景福宮に侵入して閔妃(明成皇后)を殺害した。
この映画の感想で「反日色が強い」「日本が悪者として描かれている」だのをいくつか目にして、またかという気持ちにもなった。
日本が悪い事をしてきた(現在もそれを続けている)のは事実で、それ(韓国、中国、台湾、香港などの映画内で描かれる、日本による侵略や虐殺行為)を見ていて「居心地が悪く」感じるのはなぜなのか。