Esquire 1月号
（略）
이병헌の演技を1990年代から見てきました。
2000年に『共同警備区域JSA』封切り、当時俳優이병헌に対する期待は高くありませんでした。私の個人的な期待が低かったというのではなく、映画記者たちや大衆文化評論家たちの間で이병헌はまだ俳優として認められた存在ではなかったということです。
事実『共同警備区域JSA』という映画自体に対する期待も高くはなかったです。
最も大きな理由はパク・チャヌク監督。当時、映画評論家としては有名でしたが映画監督としては失敗作が多かった。そして、正直言ってソン・ガンホが上手いの分かるんだけど、이병헌は果たして？それが映画担当記者たちの世論だったんです。
覚えていますか？『共同警備区域JSA』は公開前に事前試写会を一ヵ月以上やった。演技と演出にそれくらい自信があったという話でしょう。本当に口コミが沢山出たし、記者たちも映画を見るや否や이병헌の演技に驚いてしまったのです。劇場の前でみんな이병헌の話ばかりしていたのをまだ鮮明に覚えています。
이병헌が芸能人だとは知っていたが、俳優だったんです。이병헌は自ら演技を知ったのがその時からだと言うが、映画界が이병헌という俳優を再発見したのがその時からだったんです。
『共同警備区域JSA』は当時最も大きく興行に成功した映画じゃないですか。もしかしたら初めてスクリーンで大衆が僕の演技をしっかり見てくれるようになったのではないかと思います。
僕の演技が人々の話題に上るようになったのです。そんなターニングポイントのような作品。あの時がそんな感じではないだろうかと。
その後이병헌と共演した俳優たちをざっと見てみると、すごいですね。私がフィルモグラフィーを見ながら一人ずつ全部書いてみました。
これを全部書いたんですか。
이병헌と共演した俳優としていない俳優に分かれるほど多かったです。綺羅星のような大俳優も一人や二人ではないです。
ソン・ガンホ、チェ・ミンシク、チョン・ドヨン、さらにアル・パチーノまで。
リストを整理しながら感じたことがあります。이병헌という俳優は相手の俳優との熾烈な演技対決を厭わず絶えず成長してきたのではないだろうか。이병헌特有の楽天性で誰かと対決することを絶対に避けず、そんな風に調和しながら進化してきたのではないだろうか。
とある記者の方がこのような質問をしていました。相手の俳優があまりにも演技が上手だったら負担に感じるとか嫌がるのではないかと。
僕は正反対です。映画でもドラマも演技のうまい人とするほど楽しいです。また、そうしてこそ作品もよくなります。そうしてこそ共感が容易になる。作品がうまくいってこそ、俳優も認められます。そして本当に多くの俳優と一緒に作業してきたが今後も新しい人と出会い続けたい。
今撮影している『南山の部長たち』でも初めて共演する人がとても多いです。主要な役は全部初めての方たちです。クァク・ドウォンさん、イ・ソンミンさん、イ・ヒジュンさん。イ・ヒジュンはBHの所属だが、現場での共演は初めてです。そしてキム・ソジン。みんな呆れるくらいセリフが上手です。
「このような怪物たちと何故これまで一度も共演してこなかったのか」気持ち良い緊張感が感じられます。現場が楽しくなります。
『内部者たち』では조승우氏のミュージカルまで見たと聞きました。ミュージカル舞台で見た조승우という俳優の力を感じて、それで一緒に作業を行うのがもっと楽しくなったと。
이병헌という俳優は相手の俳優が強ければ強いほど、演技が上手いほど、自分も強くなる俳優ですね。
僕は確かにそういう所があるようです。競争心や不安よりは気持ち良い緊張感がとても大きいです。
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esquirekorea.co.kr ※素人の意訳ですが、翻訳文、記事の無断転載及び無断引用は禁止です。
⬇︎ああああーこの時の話だーー。
忠武路の「こいつを起用すると映画がコケる俳優」のリスト入りしていた이병헌…
『JSA』で이병헌をキャスティングした理由を語るチャヌク。
