DoubleMintGum

I'm a Feminist,Shipper,Slasher and Fan girl.

Double your pleasure Double your fun,With Doublemint Doublemint gum.

紅い薔薇黒い薔薇

今回の新文芸座の企画はなかなか良い、その上この3〜4日のラインアップが凄い。
『プリシラ』『ロッキーホラーショー』で二日間通った挙句、『ロッキー〜』パフォーマンス上映では調子に乗って衣装キメキメで参加し踊りまくったし、新聞紙も被ったし蛍光棒も振ったし、歌ったし、笑ったし、いやー青春の日々再び蘇る。

映画はいいねえ。

そんで『薔薇の葬列』と『黒薔薇の館』
どちらも1969年作品なのだが松竹とATGの違いがね。
『薔薇の〜』の方は昔何回も見てるけどね。ピーターのつけ睫毛どうよ!相変わらずあのオープニングでの寿司のバレンのような睫毛にどっきり。
ATGって感じ爆裂な映像。
ああ60年代の新宿の町は…閑散としていたのだなあ。

収穫はむしろ『黒薔薇〜』の方だったのだ!実は!
まだ「丸山明宏」だった頃の美輪明宏が美しいー!そして田村正和がー、若いー!可愛いー!
丸山明宏に永遠の愛を誓う田村正和、最高です。
すんばらしい愛の物語であります。正和の子犬のような瞳があああああ!
うをー!これは是非とも●●にやって欲しい役であった!!とまたしても黒い!仕方ないです黒い薔薇ですから。ああ、黒い薔薇は永遠の愛を手に入れた時紅い薔薇に変わるという伝説があるのです!うぎゃー。
おお、男を破滅させる魔性の女よ。 男たちが流した血の色に染まる黒薔薇よー!
オープニングの美術からして横尾忠則ですし、かなりツボだった。前者とは打って変わっての大仰な展開で、でもこれが丸山明宏の様式美にぴたっとはまっていた。
監督、脚本は深作欣ニ。