postypeから作品下げたり鍵かけたりする人増えたね。
— 𝕃𝕀ℕ (@samedidimanche7) 2021年1月12日
ゾーニングであるとか、他人の人生を消費して楽しむ事への批判は分かるんだけど、これ明確に女性（作家、読者）たちをターゲットにした発言でしょ。
お前たちのやってる事こそ性犯罪だ、と女性たちを断罪するこのやり方何回も見てきたやつだ。
— 𝕃𝕀ℕ (@samedidimanche7) 2021年1月12日
某男性ラッパーの発言のことね。
— 𝕃𝕀ℕ (@samedidimanche7) 2021年1月12日
この記事、そう、それ！それが言いたかった！という内容だったので後でゆっくり読む。https://t.co/pASzEGaddm
— 𝕃𝕀ℕ (@samedidimanche7) 2021年1月15日
⬇︎以下、要約
今週韓国では、K-POPスターやその他の実在の人々をフィーチャーした性的なファンフィクションを非合法化するよう求める請願が出回っているが、多くの人がこの呼びかけの背後にある論理的根拠に疑問を投げかけている。
「実在の人物のスラッシュ」（ファンが書いたフィクションの略称、同性間の関係を描いたファンフィクション）の話題は、ファンが作った作品を性犯罪と同一視し始めたため、今週話題になった。請願書は主に男性同士が同性愛の関係で描かれる事に焦点を当てており、物語の中の未成年の性描写にも疑問を投げかけている。
1月13日に韓国の青瓦台に提出された別の請願書は、多くの女性芸能人が被害にあっているディープフェイクポルノビデオの作成者を罰するために337,000以上の署名が集まっている。ラッパーのソンシンバとBewhYがソーシャルメディアでファンフィクションに反対するキャンペーンを支持したことで問題が後押しされ、その慣行を禁止して性犯罪にする法律を求める請願が浮上した。
四川大学ピッツバーグ研究所のチョン・アルム助教授は、次のように述べている。
「『実在の人物が関与するファンフィクション』を取り巻く問題は、ディープフェイク、モルカ（盗撮映像）、N番部屋事件と同じレベルではない。 Telegramアプリで共有された恐喝や性的搾取的なビデオを含むNthRoomスキャンダル。それはただ比類のないものであり、両者は同じ問題ではない」露骨なファンフィクションと性犯罪を同一視する言説は、昨年初めにN番部屋事件に対する怒りの中で始まったが、今週韓国で広く注目されるようになった。
韓国では数年前から、本人の知らないうちに同意なしに盗撮される写真や動画の流出に多くの女性が苦しんでいる。
ジェンダーの不平等は韓国の主要な問題である。チョン氏は、韓国で大きな注目を集めている3つの特定の性犯罪について言及した。
女性のK-POPスターが被害にあうことが多いディープフェイクポルノ。
モルカ（これは韓国の女性を恐怖に陥れた盗撮スパイカメラの用語だ）
そしてN番部屋のデジタル犯罪。ファンフィクションやファンアートなどのファンワークは、ファン、特にクィアファンがセクシュアリティを探求するための安全な場所であるという長い歴史がある。
「スラッシュ」という用語はファンによって再考されたキャラクターが関与する同性愛関係を指し、二人のキャラクターの名前の間にスラッシュが挿入される事を指す。
この用語は、1970年代にカーク/スポックのファンフィクションを書いたスタートレックファンの間で最初に普及した。
実在の人物ベースのファンフィクションは、現代のポップミュージックファンダム、特にK-POPファンの間でますます人気が高まっているため多くの関心を呼び起こしたが、ファンにとってほとんど無害な現象として広く受け入れられている。いくつかのファンワークは映画にさえなった。
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 』は元々『トワイライト』シリーズのファンフィクションとして書かれたものである。
2019年のアメリカ映画『アフター』は、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズをモデルに書かれたファンフィクションとして発表された。「スキンシップ」つまり同じグループの同性メンバー間の親密な関係は人気があり、多くのK-POPファンワークの焦点となっている。
その絆はK-POPの場合、キャラクターまたはスター間の仮定の関係を中心に展開するマーケティング戦術で、クィアベイティングの一形態であると認識されることがよくある。多くのファンが、このファンワークが違法な盗撮などと比較されていることについて韓国のソーシャルメディア上で懸念を表明し、アカウント、ファンワーク、IDを非表示または削除するようになっている。
チョン氏は、主に女性主導のファンコミュニティを恥じている特定の男性たちが、自分たちの犯した犯罪から注意をそらす試みとして請願の背後にある意図について懸念を表明した。
「『ファンフィクション』の禁止を求める人々は、『彼ら』を取り巻く問題についてはあまり心配していないようですが、ディープフェイクやモルカをアップロードする秘密の『グループ』から注意をそらそうとしている。
しかし、彼らが『実在の人々が関与するファンフィクションは有害で性的な搾取だ』と主張すればするほど、韓国の女性が日常生活の中でミソジニー、搾取、客体化にさらされる多くの問題について彼らがどれほど無知であるか、そして彼らがどれほど不注意であるかを実に明らかにしている。
それらのディープフェイクとモルカは、女性に対する深刻な犯罪につながる可能性がある」別の情報筋は、請願を広める人々の勢いと意図について懸念しているとポストに語り、請願はファンの創造物の性的な性質を懸念するのではなく、ファンフィクションの同性愛要素によって促されたと示唆した。
ソンシンバとBewhYはどちらも敬虔なキリスト教徒であることが知られており、韓国ではLGBTQ +の権利に反対して宗教的信念がしばしば呼び出される。
ミソジニーと同性愛嫌悪は韓国のヒップホップでは比較的一般的である。
木曜日の午後の時点で、請願書には197,500を超える署名があった。
青瓦台では200,000を超えた請願に政府が対処する必要がある。※素人の意訳ですが全ての翻訳文章の無断転載禁止、及び引用元を明記せず、文章をコピペで無断引用する事もおやめ下さい。
当ブログ記事へのリンクは自由です。
BLは特に作者、読者がほぼ女性であるから、女性が自由に性表現を創作したりそれを消費することに強い反感を持つ男がいるっていうミソジニーが根本にある。
お前らのやってることは悪いから隠せ、という強烈な攻撃と、それを内面化して「悪いことをしてる腐った自分」という自嘲から生まれた言葉が腐女子。
わしも昔はそう自称したこともあった。
でも腐っていない。同性愛表現を好んで見たり読んだりすることは「悪」くない。自虐と同時に他の属性を踏みつけているだけだ。
我のセクシュアリティは悪いものでもなければ腐ったものでもない。恥ずかしい存在ではない。クローゼットに隠され無視され、踏みつけられる存在ではない。
それとRPSは別だ、実在する人物を性的に描いたり実際にそうじゃないのに同性愛者として描くことは「悪い」だから隠れるのは当たり前という、誰が決めたわけでもない「ルール」がある。
わしも最近までRPSを創作して本を作っていたので、アカウントを分けたり鍵をかけたりフォロワー限定公開していた。
でもそれはゾーニングのため。R18表現を未成年が簡単に見れる場所に置かない、というゾーニングのため。
まあ、簡単に人をモノのように扱って消費して楽しむという在り方や、クィアベイティングについては確かに批判すべき点、反省すべき点があるのは確かだが。
だけどそれは「異性愛」でも同じでは？
