2017年3月にDVDを買って見た。
去年コツコツと自分で調べて書いてきたものをまとめました。
- 日本版DVD オリジナル予告のみ。
- 韓国版Blu-ray めちゃくちゃ映像特典があって最高。
『타짜』BTS
こんな削除シーンもメイキング映像もいっぱいあるので、韓国版を買いましょう!
⬇︎暇を持て余した승우。絵コンテくるくるくるくる回してんのー。
⬇︎チャン・ビョンユン先生に花札を習った時の事を語る승우。
インタビュー、コメンタリー中の승우。
韓国版Blu-rayコメンタリー
参照画像は日本版DVDです。
⬇︎当初このサウナのシーンはカットしようとしたが、ユ・ヘジンの名前をテロップで出す場所がないので使った。そういう理由だって…
⬇︎タイトルが出る前にバスターミナルで追撃シーンがあるが、승우が少し足を引きずっている。このシーンで転倒し足に包帯を巻いていたからだ。
実際に転倒したシーンも収録されている。
かなり派手に転んで「血が」って승우が言ってるみたいだけど、それでOKテイクで足を引きずっていた、というわけだったのかー。⬇︎ゴニが箪笥に頭を打ち付けるシーン、実際はもっと長かったので승우が編集されたのを見てガッカリしていた。確かに、削除シーンを見て「こんなに長かったのか!」と思ったわ…
⬇︎あ、このシーン…テーブルの端にあるビール瓶が完全に落下したのに、
次のシーンで見事にテーブルに復帰!!しかもそのビール瓶をゴニが掴んで振り回す…編集段階でも誰も気付かなかった失敗です。
⬇︎このシーンも台本にはなかった。テーブルが長いので一回転くらいしないと飛び乗れない。しかし승우は恥ずかしいからここ使わないで欲しかったと言ってたが、観客の評判がいいシーンだったからカットしなくて良かった!って。
⬇︎ここ승우のアドリブだって!
⬇︎あ、ここの群山のロケ地の日本家屋についてもちゃんと言及している!ていうかこの日本家屋『悪いやつら』や『将軍の息子』でも使ってるって。
『将軍の息子』って兄貴の映画デビュー作でしょ?
最初のこのシーン撮影時、照明が燃えてしまったが(おいおい)スタッフが冷静に対応したので特に大事故にならなかった。승우曰く「思えばあれが映画のヒットの兆しだったのかも」そういう問題…?
⬇︎個人的に非常ーーーーに驚いたのがここ!
美術さんの話の中で出て来た!ちょっと!張國榮の…哥哥のアルバム小道具に使ってたの?全然気付かなかった…うわぁ。゚(゚´ω`゚)゚。
映ってないよね、タチャ本編にはこれ映ってないよね…あああああー今気付いたけどーーもう泣くしかないわーーー。゚(゚´Д`゚)゚。
⬇︎ここで調子に乗ったゴニが踊るのが승우が唯一知っていたという「이주일ダンス」
故이주일さんってこの人?
www.youtube.comこの動画の2:30辺りで踊り出すのがゴニの「이주일ダンス」ですかね。そしてペク先生がゴニに水をかけるのも二人のアドリブだって。
⬇︎他の出演俳優たち全員が感嘆したのがこのシーン。キム・ヘス曰く「(当時승우は26歳なのに)ゴニになったら途端にかっこよくなるからドキドキした」
⬇︎승우曰く「ヘジンさんは人をどつきながら演技する人」
そしてヘジンさんはこの駐車場のシーンが好き。その理由は『花様年華』みたいだから。え?そんなロマンチックなシーンだったかここ。
そうか승우が梁朝偉で、ヘジンさんが張曼玉か…そうか。⬇︎チェ・ヨンファン撮影監督が最も愛しているのがこのシーン。デジタル撮影ではなくマニュアルで絞りを調節しながら撮った。
実際に朝の通勤時に撮影しており、チェ・ドンフン監督が通行人の役で出たが編集でカットされた。
⬇︎列車内はセット撮影。遠景は実際に走る列車を撮った。
この時に散乱したお金を本物だと思った近隣住民が大騒ぎした。ワイヤーに吊られて体はってます!
⬇︎自分の分身に興味津々。
韓国ではカジノ内での映画撮影許可が降りず、フィリピンで撮影。台風の影響で撮影スケジュールが押した。
凄い駆け足で追ったけど、ヘス姉さんやヘジンさんやユンソクのコメントもエピソードもいっぱいあったよ…映像特典やコメンタリーにはこんなに情報が詰まっている!!やっとその片鱗が垣間見えたって感じ。
監督と승우
チェ・ドンフン監督の結婚式で司会を務める승우。
⬇︎監督と仲良く遊んでおります。
キム・ヘスと승우
⬇︎映画の宣伝で色んな番組に出て、色んな事をやらされていたんだね…
キム・ヘス「승우が怖くてほっぺたに鳥肌」
「조승우はカメラのない所では純粋な少年のようだ。私に『승우ちゃんと呼んで』などとかわいい声で話すが、いざ撮影が始まると目の色が変わる本物の俳優」と話した。https://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=93129
ユ・ヘジンと승우
お互いのろのろしてて気が合った。승우は普段はゆったり余裕があるけど撮影に入るとバシっとやるし、若いけど学ぶべき所が多い…ってヘジンさんが言えば승우も初対面の時から好きでした、と。
かわいいなー二人とも!⬇︎ヘジンさんが『타짜2』に出るって決まった時、승우を裏切るような気持ちになっちゃって、台本読んでたら승우が懐かしくなって電話しちゃったーって!
⬇︎「ナイフみたいに尖っては触るものみな傷つけた」そんなギザギザハートの子守唄みたいだった승우がすっかり雰囲気が柔らかくなった…という記者さん。
「以前はプレイボーイだ新人女優キラーだと散々言われた。まあ昔よりかなりユ・ヘジンさんみたいになってきたのも事実だ。兵役生活で外向的に性格が変わったし色々な人に会って忍耐心も習ったし。年齢的にも以前は気を使わなかった部分でも気を使うようになった」ところでこの記事は『インサイダーズ』のインタビューなので、 いつも出演作ごとにお尻を出してますが、今回はまた大胆に脱ぎました。回避しなかったんですか? と聞かれている승우。
「パンツは履いてた。笑。みんな脱いでいるし、あまりにも錚々たる先輩たちがやっているのにやらないわけにはいかない。映画に必要ならば、どうせ見えることもないから一身を捧げなければならなかった」
ぼくのヒップは「全体観覧可能」
https://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=80024<『いかさま師』조승우、賭博専門家に個人レッスン
sports.donga.com승우2015年にデビューからずっと所属していたPLエンターを辞めて『タチャ』の時から組んでるマネージャーが立ち上げたグッドマンストーリーに移籍。조승우が独立を選択した背景は「活動の変化」のための新しい出発と受け止められている。2010年に除隊後、ミュージカルを主力にやってきた彼は、昨年から映画に対する意欲を示してきた。その皮切りに映画『インサイダーズ』撮影を終え、また他の映画にカメオ出演するなど、活動の幅を広げてきた。一方、前所属はミュージカル分野に特化した会社だ。
타짜OST
昨年7月にOSTのCDを買った。
音楽かっこいいよねー!
『タチャ』の音楽が、好きだった60年代の大映作品のBGMみたいで(どういう例えなんだか…)いいなーと思っていた。
『타짜』の衣装
韓国雑誌DAZEDに掲載された映画衣装デザイナー조상경さんのインタビュー記事を読んだ。
(チョ・サンギョンと言えば『グエムル』『暗殺』『群盗』『親切なクムジャさん』『お嬢さん』『マスター』『密偵』と枚挙にいとまがないほど、韓国映画の衣装を担当している)
⬇︎中でも面白かった部分
『타짜』でゴニ(조승우)が着用したエルメスのベルトは大きな話題になった。映画でブランドロゴのベルトが出てくるってあまりなかった。特別にエルメスのベルトを使用した理由は?
「映画でブランド品を借用するのはそのブランドのイメージを描くため。タチャでチョンマダム(キム・ヘス)が使う時計もエルメス。実際エルメスの時計はそんなに高価じゃない。もっと高価なブランドもあるが、古くて上品で優雅なエルメスというブランドのイメージを使いたかった」
『マスター』で이병헌が着ていたベルサーチのシャツも同じ?
「そう。最近話題のブレームルックみたいにアピールしようと、ベルサーチのプリントシャツを着せた。シナリオを読んでチン会長(이병헌)には必要な服だと思った。私が探していた当時でも、もう世界中で二着しかなかったけど、今では品切れだって言ってましたよ。笑」
インタビューに出てくる블레임룩(ブレームルック)って?と思い調べたら…なるほどー。『マスター』のチン会長も実在人物がモデルだもんね。
ロケ地
⬇︎このシーンで使われたビルをストリートビューで発見したものの、今はもう取り壊されている。
⬇︎そしてここは、釜山の荒嶺山だって。
釜山国際映画祭に行ったら海雲台で승우と蜂蜜の手形を見て、釜山市内の夜景が一望できるロマンチックスポット荒嶺山で「人生荒波だらけだ」と叫びたい。ラストシーンはフィリピンのスービック。
⬇︎『타짜』撮影当時のブログも見つけた。 静かな西橋洞が先週からざわざわ조승우やユ・ヘジンが映画の撮影で来てる…って。
わーー、あのシーンか。
⬇︎『GO GO 70』でデビルズのベースやってたキム・ミンギュも再度確認した。スケボーでやってきてゴニを刺す奴。
2006年12月26日
第二回韓国大学生映画祭『타짜』で主演男優賞を受賞した際の조승우。
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