2002年／韓国
DVD買いまして、再び見てみた。
この監督、イ・チャンドンの作品は全部見ている。
『グリーンフィッシュ』『ペパーミントキャンディ』この『オアシス』と、『シークレットサンシャイン』も。
去年公開された『ポエトリーアグネスの詩』は見逃した。
Filmexだか、とにかく映画祭で見たんです。当時。
この人の映画は見た後になんともいえない重ーーーーい気分になるんだけども、これは最後に少し希望が見えるような…。それは我々観客の想像次第なのかな?
10年以上前に見ていて、内容を知っていたから今回DVDで見ても衝撃は少なかったです。前は、見終わって友達とずっと無言で帰りましたからね。はは。
登場人物を通して、自分の醜い見たくない隠したい部分を全部突きつけられるので誰にもオススメ出来ない映画です。
観客にもだけど、役者にも壮絶な試練、というか苦行というか、演じてる役者がみんな最後にゲッソリしてそうなのがまた面白いんですけどねえ。
（ソル・ギョング本当に上手いよなあ！）
この監督の映画に出て白髪や皺が増えただの骨盤が歪んだだの心を削られるようで疲れただのという役者さんの話をよく目にします。
「イ・チャンドン監督作品が好きなの？」と聞かれれば、やっぱり好きなのかなー？
