ここで書いたロワイヤル・ド・リュクスのDVDを見た。
パフォーマンスもさることながら、それを見ている市井の人々の表情やら反応が一番面白かったな。
子供の頃にこんな経験をしたらきっと一生忘れる事が出来ないだろう。
大人でさえもそう。
巨人が帰ってしまう。もう来てくれないのかな、彼ともっと一緒にいたかったって、心底寂しそうにしている人々の感受性の豊かさにこそ感心したわ。
こういったものに、キチンとお金出してくれるスポンサーがいるんだな、とか。
開催する市の行政に理解がないと成し遂げられないよな、とか。
要するに成熟した文化や心の余裕みたいなもんが必要なんですよね。こういう芸術を作り出していくためには。
それをひしひしと感じたのでした。
しかし巨大な人形達はもの凄く繊細で感情豊かな動きをするのね。