『o艾呀呀、去哺乳(Feeding Boys,Ayaya)』（2003年、80分、脚本／監督）
小寳が男娼をしている事を兄は知っていた。兄、大濱はキリスト教徒である。彼は小寳にそんな事はやめてもっと社会に有益な仕事をするよう言う。小寳は兄に反発し、家を出る。
大濱は小寳を探す途中で仔仔と安安に出会い、金を渡し、食事を与える。彼らに更正して欲しかったからだが、結果は出なかった。
大濱の同じキリスト教徒の友人である小剣は、教義を実践する為には社会の底辺を認識しなければ、と男娼になる事を決意。論争の末、二人は街頭に立って社
会調査を始める。テーマは「売春をどう思いますか？」。調査の結果圧倒的多数が売買春に反対であった。小剣は敗北した。しかし彼は男娼の道を諦めなかっ
た。小剣は家に「客」を連れて来て、「幸福な家庭」の両親に挑戦する。
小剣と仔仔の理論「人類は哺乳動物だ。男も哺乳類の本質に立ち返り、己の体を売り、精液をもってして他人へ哺乳をする」
過度の疲れが重なり、病に倒れた大濱の病気は悪化の一途をたどる。彼は臨終の際にガールフレンド文文に願いを託す。小寳のような男娼達を救って欲しい、
と。文文は終日街頭に立ち、キリストの福音を説く。仔仔を救う為、彼女は自分の身を犠牲にして仔仔と寝る。そして自分の家で仔仔と小剣を生活させる。
仔仔と小剣は、男娼より更に「賤しい」仕事はないか？と乞食を始める。
作曲家が素晴らしいテーマを捧げる。「全世界、全人類」
（撮影、録音／張暉林、袁徳強。 音楽／張荐。 編集／高傅杰、祁江。 助監督／於濱、蘇七七。 英文字幕／施琳、柯盛倫。 字幕／高●。 出演／賈戈、
候剣、於濱、文文、張世欽、張荐、孫斌、劉安安、候立峰、王瑞[王其]、劉侃、朱軒、呉暁敏。 感謝／藍安東、朱日坤、馬克、王兵、宋輝、孫昭達。 製片
人／張暉林、劉淑恵。 監製／甄里、崔子恩。 カラー、英文字幕、PAL）
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