DoubleMintGum

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2006 Amadeus観劇の旅

毎年恒例村紀行 Amadeusの巻 Report & photo By LIN

今年もあの村へ行くことになった。
去年は「もう、二度とここには来ないだろうな」っと思っていたのに。

今年は去年よりはるかに早く「RandyがまたBTFに出る。演目はあのAmadeus!モーツアルト役!」という情報が出回りました。
ハイ。一度行ってるし、準備の時間もたっぷり半年近くあったんで余裕だった。
交通手段もお宿の手配も全部去年と同じ!
うりーさん、thinkzinkことユカリたんと共にカップ麺をスーツケースに詰め込んでGO!

 

2006/06/20

まずは成田にてお土産をアレコレ調達。

去年もお世話になってるから、B&Bのオーナー夫妻にせんべいの詰め合わせだの、向こうで合流するえみこさんにも、とか、今年は海外のRandyファンとも現地で会いましょうということになっているので、彼女たちにもお土産を。
まるで夏休みの帰省みたい。

 

午後4:40にNYのJFK空港に到着。

ここからタクシーでマンハッタン内のペンステーションまで行く。
んだけど…ドライバーさんに「午後5:45のアムトラックに乗らないといかんのです!」と言うとえ??それは凄いギャンブルだねー!と驚かれる。
通常空港から市内まで約1時間かかるわけで、その時点でギリギリなんだけど更に渋滞に巻き込まれる可能性もあるってことで。
先にNY入りしてるうりーさんと携帯で「間に合わないかも!列車の時間を変えて欲しい!」だの「や、やっぱり間に合うかもって今ドライバーさんが言ってるから大丈夫かも!」だの大騒ぎした。
結果ナイスなドライバーさんのグッジョブ☆のおかげで午後5:30にはペンステに到着。
列車も去年の数時間遅れとは違ってOn timeで来てるじゃない。幸先いいかも!

まさに村の神様が味方してくれてるのか、列車もちんたら走ってる割には予定よりもちょい早く着いちゃったのね、Albanyに。

午後8:00すぎ。
Albanyのアムトラックの駅には既にB&Bのオーナー、ジョーがスタンバってます!
よっ、ジョー!1年ぶり!
車にはカーナビ搭載ですいすいとストックブリッジまで行っちゃうのです。凄いよジョー!
という間にも私は後部席で爆睡。zzzzzzz。あ、もう着いちゃったの?

そうなのです。
既に午後9:00を少し回ってはいるんだけどAmadeusの公演はPM8:00スタート。
まだ後半が見れるんじゃない?だって今日はプレビューの初日。
お宿から劇場までは歩いて2分。
行くっきゃないでしょ。
しかもしかも丁度第一幕と第二幕の間の15分の休憩中!
上演中に入るのはアレだけど、これなら大丈夫だよね。さ、チケット買わなきゃ。


BOXオフィス閉まってるじゃん!ガーーン!

うりーさんに、ボランティアスタッフのお爺さんを掴まえてもらって 「見たいんですけど。チケットどこで買えばいいの?」と聞いてもらう。
爺さん「空いてる席に勝手に座っとけば?」


さすが村。すべてがアバウト。サンキュー爺さん。

お言葉に甘えて二階バルコニー席の一番前に座って見ます。
ここは舞台全体が見渡せて凄くいい席だなー。
会場を見回してみれば。
おお、去年の平日なんかよりよっぽど席が埋まっているんじゃないの?やっぱりRandyの知名度も上がってるだろうし、なんたって演目も有名だしファンも多いんだろうなと思われ。

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第二幕はコンスタンツェを誘惑しようとしたサリエリ先生の家に、スタンツェが戻ってくるシーンから。

お、スタンツェ役の女優さんは去年EquusでもRandyの相手役をやったTaraです。


少ししてRandyのモーツアルト登場!
オペラ「フィガロの結婚」上演を巡る議論のシーン。


Randyの演技もテンションが高い。
Amadeusといえば映画の印象が凄く強いと思う。
舞台版もブロードウェイで何度もそうそうたるメンツで上演されてるし、見る側にもけっこう先入観っていうかイメージが固まってる演目だと思う。
んでもRandyの存在感たるや!!


特にこのシーン、頭の固いジジイ共に自分の脳内にわき上がってくる素晴らしい世界を説明しようとして興奮して先走って挙げ句に皆からは白ーーーい目。という見せ場。

こっから「フィガロ」の上演失敗、ファザコンモーツアルトにとって大打撃な父親の死、無職どん底とサリエリ先生の容赦ない策略でもって狂気の崖っぷちに。
んでも私は昔映画を見た時も、今原作やら舞台を見た後も、やっぱサリエリ先生の方に感情移入しちゃうな。
やっぱこの芝居の主役はサリエリだしね。
そんな天才の才能に嫉妬する哀れな凡人サリエリが生きてくるのも、モーツアルトにそんだけの説得力がないとダメと思うわけ。
まるで子供みたいにピョコピョコと落ち着きのないモーツアルト。
Randyぴったり!つか、いつも役を絶対自分のもんにしちゃってるんだよねー。

俳優さんにはふたつのタイプがあると思うんですが。
役を自分自身のキャラに近づけてやるタイプ 。
結構今はこういう俳優のが多いんじゃ?
これって見てると「この人いっっつも何やっても同じじゃん」って飽きがくる。
もう一つは役に自分が入って行く(なりきる)タイプ 。
Randyはこっちだと思うです。

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まだプレビュー、しかも初日。
これから手直しもあるんだろうなー。
レクイエム作曲の時、モーツアルトのアパート前に立つサリエリ先生が何で黒マントを着ないの?って。
あれは重要な小道具なんだけどなー。
何はともあれ半分しか見れなかったけど、元々無理だと思ってただけに見れて嬉しかったわー。

 

早速ステージドア前に直行

あんまり待ってるファンもいない。
10人もいなかったかな。
実はずっとお世話になってるCathyが今夜来てるはず。
おお、それらしき人がいたので
「 Excuse me,are you Cathy?」と尋ねると
「LIN??!!」

初めて直にご挨拶が出来ました。うりーさんとユカリたんを紹介して皆で待ちます。

先に出て来た他のキャストの皆さんにも拍手を送って
「You did a good job today!」と声をかけました。
そしたら私たちにも
「Thank you ! Lovely audience !」という暖かいお言葉が返ってきました。

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そうこうしてるうちにRandy登場。
先に他のファンやCathyママとお話ししてるところを撮りました。
今後ファンが増えて来たらプレゼントを渡す機会がないかも、と思い今日プレゼントを持って来てるんだけど。
どうしようかな渡せるかな。結構急いでる様子だしなあと躊躇っていたが目が合ったんで思い切って声をかけてみた。

「I was very impressed」と言おうとしたのだ。が!
その
瞬間私の頭の中が真っ白に!
多分…確か…「どもどもお疲れさまでした」みたいな間抜けな言葉しか出てこない。
言うこと全部忘れた。
impressedがどーーーしても出て来ない。

「 I'm very...very...ummm..really...aaahhh..really...so...really got to me !!」
やっと言えたよ。その間ちゃんと待っていてくれました。
本当にすみませんでした。

「Oh,thank you ! thank you so much!!」
「Here's...a little something for you」
またこれを言うのに時間がかかったもんで、先にRandyがプレゼントの袋を発見して私の方に手を出してきたっつの!
「I hope you like it」
「Oh,of course !」
来てくれてありがとーバイバーイって言って去って行きました。

何か本日中に色んなことが全部出来ると思ってなかったのに、一気にきたんでまだ信じられない。
旅の疲れもあるはずなのに興奮してたのかあまり眠れなかった。