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なぜ休まないんですか?「恋人がいれば休む」

2016/2/14 ハンギョレ新聞のスンウインタビュー。
(取材は1/28に行われた)

 

ナム・ジウン記者のざっくばらんトーク

マウスのカーソルは二つの質問の前で点滅している。一つは口当たりの良い言葉の饗宴であり、もう一つは勿体ぶった言い回しのないストレートな発言。「ざっくばらんにいこう。ノーコメントにすればいいだけだから。ははは」ごまかしを嫌う彼らしい答えだ。2015年にスクリーンと舞台を縦横無尽に活躍したチョ・スンウと、先月28日、孔徳洞のハンギョレ新聞社近くのカフェで会った。


2015年はチョ・スンウに終始した。『ジキル&ハイド』『ラ・マンチャの男』『ウェルテル』に続き、『暗殺』『内部者たち』まで三本のミュージカルと二本の映画に出演し、すべてが成功した。主演作品が『タチャ』以来9年ぶりにヒットし、友情出演した『暗殺』も観客動員一万人を超えた。そのパワーを3月1日、ミュージカル『ヘドウィグ』に繋げていく。

昨年、休んだ日がないほど忙しかったチョ・スンウの渇きは依然解消されなかった。彼をめぐる噂、チョ・スンウのプライバシーまで本当に気になったことを投げかける「ざっくばらんトーク」の最初のランナーとして彼と向かい合った。


-10ヶ月間ずっとインタビュー依頼をし続け、やっと会えましたね。こんなに求愛して本当に恋愛でもしてた気分です。

「ストーカーですか。(笑)こんな風に取材されるのはデビューして初めてだ」

昨年4月2日『ジキル&ハイド』の楽屋で初めて会った時、三回断り続けた『内部者たち』への出演を決めたと知った。受けた理由には「こんなにも求めてくれるなら」という思いもあったという。この男、慇懃と情にもろい。

-『内部者たち』で観客動員900万を突破してミュージカルもうまくいって、昨年はあなたにとって有意義な年でした。

「あまり長い事そうだとありがたみもなくなってくる(笑)もうそれほどの集客力もないし。僕は『内部者たち』でたいした事もしてないのに高い評価を得たけど、ほとんどの苦労はペク先生とビョンホン兄さんが請け負ってくれた」

-9年ぶりのヒット作だということに驚きました。そういえば、チョ・スンウは信頼できる俳優だが、ヒット俳優ではないです。

「作品に対する責任感はある。映画はタイミングが合えば興行成績も伸びるし、僕は本当に気に入った作品しか出たくない。自分のせいかもしれないので申し訳ないと思うのは『炎のように蝶のように』本当に一生懸命撮ったんだけど、入隊したことでプロモーション活動が一切出来なかったし結果も悪かった。『パーフェクトゲーム』もそう。作品の選択に後悔はない」

-ヒットするような作品を意図的に選んでみてもいいのでは。

「それが嫌なんだ。工場で大量生産される判で押したようなシナリオはやりたくない。『内部者たち』の後は犯罪物のオファーばっかりくるし『フー・アー・ユー?』の後は80%以上が青春メロ。内容もみんな似ていて面白くない。製作過程が楽しいからこそ結果がどうなっても後悔がないのに。そんなのやりたくない。そんなのはバカだ、バカ」

-韓流の中心からも離れています。

「まったく悔しくない。韓流スターらが持つ才能やパワーが自分にはないんだし…彼らは、彼らの役割を上手くこなしている。僕はここで一生懸命演技する。韓国語のセリフだって大変なのに(笑)」

 

「スターという言葉が縮みあがる」彼は成功する作品を追うよりは演技意欲を煽る作品を選択してきた。1999年映画『春香伝』でデビューした後、『ラブストーリー』でロマンチック俳優の代表になるのかなと思ったらすぐに『下流人生』のヤクザでその期待を裏切り、自閉症青年(『マラソン』)になったが、『桃の木』ではシャム双生児に。作品さえ良ければ規模やキャスティングも問わなかった。2013年にはドラマスペシャル『秘宝の秘密』に出演するなど意外な行動を続けてきた。

 

-正直なところ富と名声を追いかけたくないですか?

「20代前半でミュージカルに固執する僕をみんなはバカだと言った。自分の意地で映画とミュージカルの仕事だけして、CMをいくつかやった。大きい会社でスターに育ててくれと提案したこともあったが元々舞台が好きで、舞台を愛する人たちが好き」

彼は昨年、長年のマネージャーが立ち上げた会社と契約した。*1


-出演作品を選ぶ基準は?

「時を経ても色褪せない作品。『タチャ』は10年たつけど今見ても飽きない。『ラブストーリー』『フー・アー・ユー?』もそう。そんな作品に出会いたい。ドラマ『神様がくれた14日間』もそうだった。台本が面白くて、ユニークな事をやりたいという意図が感じられた。当時高視聴率だった『奇皇后』に対抗しようという意気込みも良かったし、チェ・ランさんの脚本も良くてとても楽しく撮影出来た 」

-あなたが選ぶ作品はちょっと古臭い感じもします。

「僕はちょっと昔の感性。ロマンを重要視する。作品も恋愛も。いまだ映画は劇場という空間が先に浮かぶ。映写機の動く音、ポップコーンの匂い、恋が芽生える空間。そんな場所が与えるロマンがある。僕はまだ手紙を書く。作品も昔話に惹かれる。『内部者たち』 はロマンチックな映画ではないが、ウ・ジャンフンが幼い時住んでいた家は本当に良かった」


-新作が見たいです。昨年ミュージカルは再演ばかりでした。

「『ヘドウィグ』が10周年『ウェルテル』が15周年。年を取って以前とは違う感情から演技の変化もある。宝探しのような面白さも。でもウェルテル役はもう本当にできない。あんな純粋な感情を表現するにはあまりにも年をとりすぎた(笑)」


-小さな舞台には何故立たないんですか?

「凄くやりたい。演劇も低予算映画も作品がよければ助演、脇役問わない。一幕物も好き。春香伝の後に大学路の地下180席の劇場で公演したこともある。なのに台本がこない」


-みんな手が出ないんじゃないですか? *2

「作品がよければギャラは少なくてもいい」


中学の時に『ラ・マンチャの男』を見た後、運命のミュージカルと出会った彼は2005年『ジキル&ハイド』でチケット即完売の寵児になった。特定の俳優に対するファンダム現象がこの時初めて爆発した。独走的存在だった彼も数え年で37歳になった。専売特許だった完売行列が、キム・ジュンス、キュヒョンなどの若い世代に移っている。


-もうすぐ40代です。怖くはないですか。

「かえって期待されてる。40代にはできる役の幅が広がる」


-ミュージカル俳優としては長時間体力を使うし、負担になるのでは。

「だからトレーニングを始めた。20歳以後初めてヘルスケアしてる。体力はかえって今の方がある。20代の時は要領が悪かったが今は全体を見てペース配分する余裕がある」


-ミュージカルスターたちが増えています。危機感を感じますか?

「むしろいい事だ。キュヒョンもパク・ヒョシンもイ・ジフンも最高に刺激になる。彼らのような俳優がミュージカルを大衆化させるのがとても良い」


-もうチョ・スンウはソールドアウト俳優ではない?

「もうその時代は終わったかな。正常に戻ったというか、バブルが終わったと思う」


まだ健在だ。チョ・スンウの『ヘドウィグ』はすでに完売した。当初、チョ・スンウは2月と3月だけだったがドラマ『笛を吹く男』に出演しないことを決定した後、すぐに『ヘドウィグ』に入った。


-なぜ休まないんですか。

「休んでもすることがない。恋人がいたら休むかな」


-休んで恋人も作って、充電したらいいんじゃないですか?

「働いてればストレスがない。一日で一番楽しい時間が劇場で軽くウォーミングアップ、メイクして、ご飯食べて、公演する5〜6時間。公演が終わって一人でメーキャップを落すときが一番孤独」


-絶えず恋愛を渇望してますけど、合コンもする?

「しないからできないんです。今年の目標はもっと出会いを広げてみることかな。いつも家で石みたいになってる。犬にご飯あげて一緒に遊んでるだけ」


-気に入った女性がいたらダッシュしますか。

「実際に道を歩いていて一目ぼれした女性の方に連絡先を聞いて付き合ったことがある。今は長いこと(4年)恋愛をしてないから勇気が足りない。恋愛も仕事も電気がきゅんと来ないとだめ」


-会ってみると意外に優しいのに、なんでチョ・スンウは気難しくて神経質だと言われるんでしょう?

「チョ・スンウが気難しいという言葉は自分で作り出した部分もある。映画もミュージカルもデビュー初期には純粋で正しい青年のようなキャラが多かった。『ジキル&ハイド』『下流人生』『タチャ』にキャスティングされたら、みんな合ってないと言いだした。それで少し冷たく見えるような態度もとった。広告撮影の時に出た噂でもあるかな。権威的なものに対する完全な抵抗感があって、正義感というメッセージが(笑)家族からはほどほどにねと言われてる」


-共演した女優と付き合うという噂をよく聞きますが。

「だったらいいよね!(笑)なんでファンが相手の俳優と付き合うようけしかけるのかな。僕は共演者とは本当に仲良くやってる」


-目がね、俺は怖いぞと言ってるようで。レーザーで撃ち抜く勢いですね。

「僕の目が?!そんなに乱射してないけど…(笑)」


−自分がハンサムだと思いますか?

「自分で言うのもどうかと思うけど、子供の頃からそう言われてましたよ。おばさんたちに。笑」


−背が低い事はコンプレックスですか?ポータルのプロフから外しました。

「別に。最近入れなくていい事になったんで。また入れる?」

-今年の目標は何ですか?

「何か計画してることはないけど、今年は水泳でもテニスでも楽器でも何でも学びたい」

そして恋愛。彼はウェルテル公演の為、KTXで釜山に向かう。「旅行に行く気分。まるで映画みたいに僕の隣には美しい女性が座ってるはずだったのに、マネージャーが一人分の座席しか予約してなかった!(笑)」

※素人の意訳ですが、無断転載及び無断引用禁止です。記事へのリンクはOKです。

*1:2015年にデビューからずっと所属していたPLエンターテイメントを辞めて『タチャ』の時から組んでるマネージャーが立ち上げたグッドマンストーリーに移籍。チョ・スンウが独立を選択した背景は「活動の変化」のための新しい出発と受け止められている。2010年に除隊後、ミュージカルを主力にやってきた彼は、昨年から映画に対する意欲を示してきた。その皮切りに映画インサイダーズ撮影を終え、また他の映画にカメオ出演するなど、活動の幅を広げてきた。一方、前所属はミュージカル分野に特化した会社だ。グッドマンストーリーは実質スンウしか所属俳優がいない個人事務所。

*2:スンウのミュージカル出演料は、この世界では破格の高額ギャラ。2010年当時で一回あたり1,800万ウォン(約130万円)