再見、台湾
受賞以来、一躍脚光を浴びて大忙しの劉燁。台北の西門町で遊んだりした後は今日も取材です。
彼の話では馬偉豪導演の新作に出る予定が有るとかで (こういう話はあくまで"予定"だけどねえ)彼にとって金馬影帝の肩書きは意義有るものになったようです。
それまでほとんど知名度のなかった中國の、それも戲劇学院を卒業したばかりの23歳の「新米影帝」みんなが彼の事を知りたがっています。
『藍宇』は台北で『ハリーポッター』に匹敵する大ヒットとなった。(わははは!すげー!あまりにも極端だ!)
未だに上映されていなかった台湾中南部の映画ファンが激しく抗議&リクエストをし、ついに当地で上映される事になったほどの熱狂ぶり。
いいですなー、こういう熱さは。
「誰かがやってくれるといいんだけど」じゃなくて自ら突っ込んでいかないと状況変わらんものなあ。
熱いなあ、台湾ファン!
さらば台湾・・・・そして飛行機は飛んで行った。胡軍を残して
12月11日『藍宇』主演の二人は北京に帰った。
連日連夜の取材、プロモーション、そして酒、で二人の睡眠時間はわずかしかなかったハードな日々。
劉燁は「明日は帰国だし」と、飲み会の後ちゃんとホテルに帰ったのだが胡軍はどうやらまた飲み歩いたらしい。
深酒しすぎて翌朝起きれず、飛行機に間に合わなかった・・・・おっさん、あんた最後までオチつけてくれて本当にありがとう!
台湾の皆さんさようなら。もしくは「二日酔いにつき取材拒否!」のポーズ??
この台湾での熱狂ぶりは、当然北京でも報道された。
が、元々は撮影の申請許可すらとっていない状態で作られたこの作品は、中國で一般公開されるのだろうか?まして主題が「同性愛」である。
しかし北京の町中では既に海賊版VCDが多く出回っているという。