DoubleMintGum

I'm a Feminist,Shipper,Slasher and Fan girl.

Double your pleasure Double your fun,With Doublemint Doublemint gum.

1999香港 2

2月24號 夜更かしはほどほどに・・

*本日の早餐*


干し牡蠣の入った粥、焼賣、肉丸子、炒麺で、30蚊。


食後の二度寝をする。

気持ちいいんだこれが。

 

 

銅鑼の音がする!
旧正月の醍醐味!町中で獅子舞に出くわす。嬉しくなって追い掛け回す。

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こうやって会社の中などを回って、礼是をもらうわけですね。



 *本日の午餐*
中環の沾仔記で食べようと思ったら昼時で混んでたから断念。
近くの大排档(路上にテーブル&椅子が出てるだけの店)にしよう。メニューが有るんだか無いんだかよく判らないので、相席のオヤジと同じ物にする。
鴨+叉焼飯、湯で25蚊。油菜7蚊。
食い終わったら沾仔記で生雲呑をお持ち帰りする。生の雲呑や生の魚球(ペースト状)も有り地元の方々が買ってるのを見て、いいなあアレと思っていたのである。H太太への手土産にしよう。こないだ海鮮しこたま御馳走になったもんねえ。


1月に香港に来ていた玉仔が、私達への土産にくれたのは・・なんと張學友の演唱會チケット!!好多謝、玉仔!

しかし席は後ろから3番目。
いやいや、もらっておいて文句は言うまい。→真ん中にいるのが張學友。ちっこい・・。

灣仔の会場はとてもとても綺麗。なによりトイレが美しい。こんな綺麗なトイレにただで入っていいのだろうか。思わず便器を拝んでしまう。

『友個人演唱會』は満員です。さすが張學友、でも私達ほとんど知ってる歌がないんだよなあ。
チケットの半券を學友自ら舞台上で抽選して、毎日一名に國泰航空の香港台湾往復航空券が当たる!「当たるかなあ。日本人でも平気かなあ」と、ちょっとドキドキ。
しかし、当たったのは台湾人のお客さん。
周囲の香港人男子はバラードに陶酔しきっている。皆が卞拉OK状態で「俺様、張學友」になりきって浪々と歌い上げる。
君たち張學友を見に来たんじゃないだろ、己の世界に入りたいだけだろ!
あんなに酔っていたというのに、終わりとなると余韻もなくさっさと帰る。ガーっと入ってパっと覚める、まるで電車の居眠りだ。
20:30から約3時間、長ーーい演唱會が終わってちょっと疲れた。

帰りは旺角まで赤い小巴(ミニ・バス)に乗って行く事に。
小巴体験二回目、前回は緑の小巴だったな。
赤い小巴は急発進する。海底トンネル入り口では的士(タクシー)と接触しそうになる。信号はさっきから無視している。携帯で話しながら運転している。
途中、何故こんな道に入るか?と思ったら自分の友達をひろって乗せる。そして、[石本]蘭街の真ん中に降ろされる。

[石本]蘭街 、深夜0:00過ぎ。
上半身にびっしり彫り物のあるオヤジが路上にて半裸で麻雀。白いベンツの周りにはボスを待つ手下共。
蛍光色の矢印のみの看板。ポン引きに古惑仔。みんな「本物」さんだ。
「すごい!映画みたいだよねー」なんて呑気な事を言うsally小姐。
「あんまりジロジロ見たらいかんよ!」と、足早に駆け抜ける。
廟街で夜食をとろう。が、ああ、さすがに大排档も店仕舞いの時間かあ。よせばいいのに又しても尖沙咀まで歩く。茶餐廳で夜食をとったのが2:00近く。
もー、いい加減しんどい。疲れと眠気を通り越して、何故だかなにもかもが無性におかしくなる。メニューを見ただけで笑い転げる私を、店員は冷めた目で見ていた。

2月25號 ビーチ横断

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 *本日の早餐*
毎度こればっかり。皮蛋いりの粥、炒麺の麺が河粉。
具はわずかばかりのもやしと韮だけなのに、何故こんなに旨いのか?!

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*本日の午餐*
中環、天星小輪乗り場の美心快餐にて。
西式牛柳飯、發財好市湯(髪菜という、そのまんま見た目が髪の毛のような具が入っている。髪菜と發財が同じ撥音なので縁起物という事。旧正月の定番)で57蚊。

巴士で赤柱に行ってみます。
行った事ないから、それだけの理由だったけれどやたらと欧米人の多い観光スポットだったあ。土産物もその辺の客層向け。あ、でも 段ボール箱に絹のパンツが山盛りになっていて「2枚で5蚊」だったので、それは買いました。
早々にきりあげて淺水灣へ。
ここも去年のパッケージツアーで連れてこられたが、あまりに慌ただしく「観光」させられたので今回はもっとゆっくりしていこう。
ビーチの端から砂浜を横切って向こう側までお散歩。
2月だというのにもう海水浴する人がちらほら。余裕があったのは最初だけで、砂浜に足をとられて歩きにくーーい!
ようやく辿り着いた・・・・ところがsally小姐の財布がない
ビーチの向こう端に置いて来たらしい。どうせ小銭しか入ってないから、と言いつつもその小銭がなければ巴士に乗れないのだよ。また歩いて取りに行くsally小姐。

いってらっしゃーい。あるといいね。

ふと見れば今回この淺水灣には大陸からの観光客がとても多い。

私が一人で写真を撮っていると「小姐ーー!邪魔だあ!」と普通話で怒鳴られる。あ、私背景に入っていましたか、すみません。

「小姐!」今度はカップルがツーショット写真を撮ってくれとさ。はい、いいですかーとカメラ構えた途端!その二人は激しいポーズを展開する。

    1. 彼が彼女を抱きあげる。
    2. 彼女を膝の上に乗せる。
    3. ちょっと離れて立っている彼女に、膝まづいて手を差し伸べる。

さすが写真撮影に慣れているなあ。

去年来た時、日本人観光客ばかりだったので売店の線香もまったく売れていなかったが、さすがです!売店には人だかり。こぞって線香をそなえるのですごいことになっていた。
1950年代から時間が止まってしまったかの様な装いの人々もいる。その髪型!そのスーツ!その靴!いいなあ!新鮮でかなりかっこいいんです。
そんなこんなで無事sally小姐の財布も見つかったので中環へ戻りましょう。

*本日の晩餐*
またかいな。一度懲り出すととことん同じ物を追い求める私達。廟街(油麻地)の興記にて。
牛肉保仔飯18蚊、白菜20蚊、[虫豪]餅40蚊。この[虫豪]餅が旨いのよ。小粒の牡蠣が入ったお好み焼きのようなもんで、塩胡椒と、これまた大好きな香菜(パクチー)がきいてて好味。

2月26號 ランタンフェスティバル

淺水灣のビーチを歩いた疲れで、半日寝ていた。
中環、沾仔記で昼を食ったのが既に夕方5時でした。

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中環の永楽街にあるというじじばばシャツ専門店「利工民」へ。
あまりに地味な店構え、しかし結構いいお値段。
それもそのはず、ここは知る人ぞ知る老舗の肌着専門店なのだった。
李小龍が映画の中で着ていた、なんの変哲もない白いシャツ、あれも実は利工民のシャツだという話は結構、地元では有名。
長袖、半袖の綿シャツと、ももひきを買いました。いちいち品物を箱から出して広げて見せてくれる、愛想はないが丁寧な接客態度でした。 

sally小姐と念願の山頂の夜景を見て来ました。でも思ったより暗い。
そのせいか展望所付近では綺麗な夜景にあなたの写真を合成します、な商売が大繁盛。
確かにこの暗さでは上手いこと夜景をバックに記念写真は撮れないのだよ。客はほぼ中國大陸の方々。
山頂は相変わらず何もかもが高い。廟街で10蚊のものが尖沙咀で20蚊だったのに驚いた事があるが、ここではなんと200蚊である!!マジ??!!

巴士で中環に戻る際、右側の座席に座りカーブの時眼下に珍寳(ジャンボ海上レストラン)を見付けると「うわ!珍寳にも行ってみたーい」と大騒ぎ。
いつか行ってみないとな。

滞在中テレビで、またはトラムの中の広告で目についていたのが「香港花燈廟會(ランタンフェスティバル)」である!
旧正月の満月。旧暦1月15號。
日本では小正月というが、この日が「元宵節」灯籠を飾って祝う日だ。この日を境に香港の高層ビルの電飾が取り外される。
元宵節といえば湯圓(あんこ入り餅を湯に浮かべて食らう)、花燈である。

灣仔の端っこ、添馬艦(タマールサイト)で開かれるこのイベント、平日は20蚊だが土日はなんと30蚊に跳ね上がる。当然、平日にしか行けません。
中は巨大な縁日。出店やアトラクションの多くは大陸系。おもちゃを買おうとしたら出店のおやじは廣東語が通じない。四川省の人らしい。買ったおもちゃが不良品だったから、こちらもそれしか知らないから、拙い廣東語で「取り替えて!」と言っただけなのに凄くビビっている。おやじ、ごめんなぁ。
場内はほぼ地元民と大陸系観光客。縁日好きの血が騒ぎ、知らず知らず足早になる私。はぐれまいとsally小姐は必死だったらしい。
ここでも大陸系観光客の「私の写真撮って」攻撃にさらされる。好きだなあ、君たち!

 *本日の晩餐*
またです。毎日これ。廟街(油麻地)の興記にて。
牛肉保仔飯18蚊、白菜20蚊、[虫豪]餅40蚊。そろそろここのおばちゃん達にも顔を覚えられてしまう。
何故か賄い飯を食うおばちゃん達と同じテーブルにつく。皆で私の翡翠の腕輪(玉器市場にて購入)を品定めするなど、暇な時間であった為色々かまってもらった。

2月27號 最後の夜なのに・・・・

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*本日の午餐*
H太太のおごりで(こればっかり)、飲茶。
おごってもらった上に礼是(日本でいうお年玉だが、香港では既婚者が未婚者に渡すから、年齢制限はない)100蚊ももらってしまう。
菜心、鶏の餅米づめ、キナコ餅(中身は胡麻餡)、香芒蝦筒(クレープに蝦と芒果を包んで揚げたもの)

その足で沾仔記に行き、生雲呑3打(3 ダース)を購入。78蚊。店の小姐にお別れを言う。
だが宿に着く頃にはなぜだか気分が悪くなってしまい、寝る。寝て、起きてもまだ気持ち悪い。何だろう。
吐き気はするが吐くものはもうない。水を飲んでひたすら耐えるのみ。
でも夕飯は食べておかないと、sally小姐は再び廟街で保仔飯を食いたかったようだが、とてもそんな元気はないので近場ですませる。
さっぱりしたものが食べたい。冷奴とか、素麺とかソバとか・・・・。
夕飯はさっぱりめの魚旦河(18蚊)にするが・・・・それでもダシの鶏の匂いが鼻に着いて吐き気を感じてしまう。一口しか食えず。
どんどんひどくなり眠れない程に・・せっかくの香港最後の夜なのに・・・・。

f:id:linlinsz81:20190207215406j:plain沾仔記の生雲呑。
日本から保冷剤とクーラーバッグ持参で、手荷物でお持ち帰りします!
夏場はヤバイから、この時期しか出来ないなあ。やっぱ。

 

2月28號

晴天。こんなにいい天気でも、引き続き吐き気に苦しむ私。
全く同じ物を食べてるのにsally小姐は無問題。さすが「鉄の胃袋」。
「粥なら消化がいいから」と買って来てくれるも、その粥の肉のダシの匂いがもうだめ。たとえ白粥でも油っこいのでまったく食べれない。なんだかなあ・・・・。
日頃好きで好きでたまらなかった香港の町の「匂い」そのものが辛い。
早く歩けないし、町や人のパワーが辛い。ちょっとでもネガな気分になると潰されそうになるんだなあ。
荷造りもすべてsally小姐がやってくれた。私は隣でぶっ倒れていただけ・・・・。

空港の大家楽でまっずーい三文治(サンドイッチ)を少し食べる。
香港のパンは不味い、と聞いてはいたが本当にまずい!パンはパサパサでボソボソ。
でも前夜からほとんど何も食べれない身にとっては助かりましたよ。この激マズ三文治。
機内食もソバのみ。胃薬をもらって飲むが効果なし。
日本に着いてもまだ具合が悪く、家で食べた日式白粥(ただ水から煮込んだだけの粥ね)と梅干しがこんなにこんなに旨いなんて!!(涙)

多分、原因は毎晩食っていた廟街の[虫豪]餅ではないか・・・・という結論に達した。
油で揚げてあるし、その油もいつから使ってるか、という代物だし。それプラス疲れかなあ。最初の頃は旅に梅干し持参してたのに、まったく出番なしなんでもう持って行かなくなっていた。
胃腸がやられたらもっと涼茶鋪でお茶を飲むとか、亀ゼリーを食べるとか、対処法は色々あったんだよねえ。
自分は大丈夫、と思ってたから失敗。まだまだですなあ。

最後がしまらなかったので、帰宅後が大変。
「早く香港に行きたいよう!」
逆ホームシックの日々が続くのであった。